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zoom RSS 郷土誌

<<   作成日時 : 2008/05/01 13:00   >>

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昨日行った図書館で、平成7年版の郷土誌が1冊だけ貸出可能になっていたので借りてきて、今日は1日それを読んでいました。800ページ以上ある大部です。まぁ実によくこれだけ調べたものです。郷土史とかの分野では、きちんとした歴史学の教育を経ずに趣味で研究を始めた「郷土史家」などと呼ばれる人たちの主観が強く反映されてしまって、その人が推定したことなのかどこかの文献に書いてあったことなのかがごちゃまぜになってしまって、後から読んでどこまでが客観なのか分からなくなるということがよくあるようですが、この本ではしっかり誰それから聞いた話、この文献に書いてあった話、筆者の推定というものがきちんと区別されて書き分けられていて、資料的価値も十分にありますね。過去に発刊された郷土誌の内容について「この部分は他の文献と矛盾するので疑問」とか書いてあるところもあり、本当によく文献調査してあります。
地域のお年寄りからの聞き書きもかなり載っていて面白いです。平成7年ですから13年前となると、この本の調査で語った時点で既に90歳などという人は亡くなっている可能性が高いですから、実に貴重な証言ということになります。そうした人たちが、自分たちの子供の頃にはどこそこにおばあさんが住んでいて、その人からこういう話を聞いた、みたいなことを証言しているので、きちんと記録を残しておかなければ失われてしまう江戸時代末期や明治時代の記録ということですね。
現在の姶良町中央公民館の位置はかつて家畜市場があったとか、姶良町役場の庁舎完成記念式典に海上自衛隊の航空機が参加して墜落事故を起こしたとか、知らなかった事実がたくさん載っています。昭和40年代になるまで上水道がなかったんですね…。井戸水で十分だったということのようですが、現在のような都市化した町並みを知る人間にとっては隔絶の感があります。
この本に載っている様々な史跡をまた訪ねてみたいものです。




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