日々題

アクセスカウンタ

zoom RSS 黒部の太陽

<<   作成日時 : 2009/03/22 13:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

昨日と今日でフジテレビ50周年記念ドラマということで「黒部の太陽」が放送されました。石原プロダクションが関わった映画の方ではなく、今回新たに撮り直したもののようです。現場監督が香取慎吾という時点で完全に現代のドラマです。しかし2日に渡って5時間の長いドラマを、50周年記念でよほど気合を入れて作ったと見えて、非常に面白いドラマに仕上がっていました。近年民放の制作する番組でこれほど面白いものがあっただろうかと思います。もちろん題材もよいのは間違いないですけども。
きちんと時代考証をして頑張って当時の風景を再現したのか、古めかしい車が町を走っていたり、EF58と思われる機関車がスハ43系を牽いて走っていたり、細かいところに興味が向きます。さすがに関電の社長が当時二等車に乗っていたとは思えないのでちゃんとスロを用意して欲しかったところなのですが、今はスロは残っていないんですかね。盆休みで一旦作業員を家に帰してしまい、あまりに過酷な現場であるためもう誰も休み明けに戻ってはこないだろうなと思っていた現場監督のところへ、休み明けの作業員が大挙してトラックの荷台に乗って帰ってくる感動的なシーンがありますが、ここでもちゃんと当時のものと変わらないであろう、丸いボンネットのトラックを使っていてさすがです。こういうトラックが残っているんですかね。
日本が高度経済成長をする中で、いわゆる「プロジェクトX」的な企画があちこちで進められていた時代です。そういう話ばかりが今に伝えられているからなのでしょうが、この時代の人たちが物凄く苦闘をして今の世の中を作ってきたのだということが強く伝わってきます。それに比べると、現代のプロジェクトは技術が進歩したからなのか、随分簡単に進んでいるように思えてしまいますし、人間の根性がなくなったのか、あまり苦闘が感じられないように思えてしまいますし、もう成熟してこれ以上やることがなくなったのか、たいしたプロジェクトが行われていないように思えてしまいます。少なくとも絵になるようなことが当時ほど起きていないのは確かではないかと思います。この時代は確かにサービスは悪く物は足りず生活は不便であったかもしれませんが、それでも頑張って働くことで今より良い明日が期待できました。いまや全て満ち足りてしまって、働いても今日と明日は大差ないという時代になってしまっているように思われます。今との時代の落差を強く感じさせられるドラマでした。




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
黒部の太陽 日々題/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる