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<<   作成日時 : 2015/02/20 13:00   >>

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昨日書いた、JR九州の路線別の営業係数について、長崎本線のように全区間に渡って多数の特急列車が走っていながら赤字なのはおかしいのではないか、智頭急行のように第三セクターで黒字を出しているところと比較してこれはどうなのだ、という話が出ていました。なるほど、と思います。

智頭急行は、確かに黒字を出しています。しかし、智頭急行の固定資産は20億円程度しか計上されておらず、この費用ではどう見ても線路の固定資産は計上されていません。減価償却費も年間3億7800万円程度です。額から見ても、これは車両の固定資産だけを計上しているように見えます。国鉄の廃止線や未成線を引き受けた第三セクター鉄道は、基本的に無償で施設を借り受けられることになっていたはずで、智頭急行も日本鉄道建設公団(現在の鉄道建設・運輸施設整備支援機構)から線路を無料で借り受けているのだと思います。そのため、線路に対する減価償却を計上する必要がなく、会計上大きく有利になっているのではないかと思います。

一方、JR九州は2765億円の鉄道事業用固定資産を保有しているのですけど、これに対する減価償却をどうしているのかはよくわからないですね。取替法を採用している、とわざわざ注記しているので、線路に対する減価償却をしているように見えます。そうなると、長崎本線クラスの鉄道でも利益を計上できない理由の一端が見えてくるように思います。

そのあたりの鉄道会社特有の会計事情を詳しく研究して説明してくれる本はないものでしょうか。なかなかこういう話は鉄道雑誌でも出てこないと思います。

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