日々題

アクセスカウンタ

zoom RSS スイスのダイヤ改正

<<   作成日時 : 2015/05/28 13:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

スイス連邦鉄道がこの12月に実施するダイヤ改正の発表がこのほどあったそうで、2004年に「バーン2000」を導入して以来の大規模改正だそうです。長距離列車は列車キロが66万キロ増えて1パーセント増、近距離列車は230万キロ増えて4パーセント増だそうです。何とも景気のいい話です。隣のフランスでは、予算が足りなくて在来線長距離列車を削減しなければ、と言っているのに。

目玉は、チューリッヒ中央駅の地下通過配線の正式開業ですね。チューリッヒ中央駅は、ヨーロッパの大都市ターミナル駅にありがちな頭端式配線の駅なので、ここで始終着となるか、折り返し運転により他へ行かなければならず、所要時間が長く駅のスペースの割に線路容量が小さいという難点を抱えていました。日本に比べると機関車牽引の列車が多いことも大きなネックですね。ただし、スイスでは制御客車が大々的に普及しているので、機回しは不要な列車が多いのですけど、それでもチューリッヒ中央駅で見ていると、列車到着後に早速入換機関車が後ろに連結されて、などという光景がよくあります。

しかし、他のヨーロッパの大ターミナル駅同様に、線路容量を改善するために通過式配線に変えよう、という動きはチューリッヒでも古くからあり、実際にチューリッヒSバーンが走る番線は既に地下に通過式のものが2面4線あり、シュタデルホーフェン駅方面へと通じています。これだけでだいぶ便利になったのですが、長距離列車はこの線路を使っていないので、依然としてチューリッヒ中央駅で折り返していたのです。しかし、このほど長距離列車向けの通過式配線が地下に完成し、暫定使用を開始しています。Sバーン用の通過式配線が、そのまままっすぐ市街地東側に抜けていく構造だったのに対して、長距離列車用の通過式配線は西からやってきて東に行き止まりになっている駅の地下に入り、そこから大きく回り込んで北西の方へ通じてまた本線へ戻る、リバース型の配線になっています。これが、12月のダイヤ改正で本使用を開始するわけです。

スイスの鉄道ダイヤと言えば、きっかりしたパターンダイヤで有名なわけで、それが線路容量の限られる通過式配線をどうやって使いこなすのか、気になるところです。実際に現地に行って走っている様子を見てみたいですね。そして、来年12月には今度はゴッタルドベーストンネルの開業が予定されているわけで、立て続けにスイスの鉄道は新しい動きがみられることになります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
スイスのダイヤ改正 日々題/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる