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zoom RSS 鉄道ピクトリアル2015年7月号

<<   作成日時 : 2015/05/31 13:00   >>

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今月の鉄道ピクトリアル誌を読みました。ディーゼルカー特集です。

最近は、日本の気動車史の見直しが進んでおり、いわゆる「国鉄史観」が打破されつつあります。今回の冒頭の岩成氏の記事も完全にそういう流れになっており、どこがおかしかったのかを具体的に述べています。戦前の私鉄気動車の歴史を無視して国鉄中心に描いていたこと、戦後の国鉄気動車史をまるで順調にエンジンが開発されてきたかのように描いてきたこと、です。いまや、国鉄のエンジン開発が、標準化に固執しすぎて非常に古い技術しかない、低レベルなものになっていたことは定説となりつつあります。「(JRになって、新しいメーカーのエンジンが導入されて)今までは何だったのか」と書かれているのがまさに象徴的です。

三品氏のDMH17機関についての説明は、どちらかというと大人しく、順当に国鉄気動車史を描いた国鉄史観と大きな差のないものだったのですが、それでも鉄道総研でDMH17の研究をしていたときにJR東日本の会長が見学に来て、そんな古い機関をまだ研究しているのか、と言われたという話は面白いです。

「尾久ものがたり」という尾久客車操車場の話は面白いですね。こんな話をたくさん読みたいです。ただ、本文中で「電暖表示灯が消えていることを確認してから電気暖房ジャンパ線を切る」と書いてあるのは明らかに間違いで、逆です。電暖表示灯が点灯しているときに、ジャンパ栓は通電していない状態にあります。球切れして消灯しているのに、通電していないと誤解したら事故になるので、フェイルセーフのために逆になっているというのは有名な話です。現場の人が書いたように思えるのに、どうしてこういう間違いがあるのでしょうか。

名古屋駅の歴史の記事は面白いですね。これをまだ連載してくれるようなので、非常にありがたいです。名古屋駅が、当初の位置から後ろ(西側)に後退させて盛土高架化したという話は知っていましたが、工事中の様子を上空から俯瞰撮影した写真が残っていたのですね。どんな工事であったのかが非常にわかりやすいです。名鉄や関西急行の駅の方が記事で本来書きたいところなので、これより前のことは非常にあっさりしているのですけど、名古屋駅の歴史の一端が見えてきます。

こういう感じの記事が続々と出てくれると嬉しいですね。

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