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zoom RSS 中池見湿地ルート変更案提示

<<   作成日時 : 2015/05/08 13:00   >>

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北陸新幹線の敦賀延伸に際して、敦賀の手前でラムサール条約登録湿地である中池見湿地を通過することが問題になっていた件で、鉄道・運輸機構がルート変更案を発表したそうです。

ルート略図(PDFファイル)が公表されています。東側に約100メートルずらす、とされています。また、深見トンネルの出口でレールレベルを約17メートル上昇させるようです。この結果、中池見湿地付近ではアセスルートに近いところを通りますが、高さが上昇することになります。地下水への影響を指摘されていたことから、できるだけ地下水への影響を緩和するために高い位置を通ることにしたのでしょう。九州新幹線の筑紫トンネルでも、集水域への考慮から35パーミル勾配を駆使してできるだけ高い位置にトンネルを通すようにしていましたし、同じような考慮なのでしょうね。

一方、もともとアセスルートから認可ルートに変更された理由が、深見トンネルより南側で人家への影響を緩和するためのものであり、単純にアセスルートに戻してしまうと再び人家への影響が出てしまうことから、かなりきつい曲線を入れてアセスルートから認可ルートへ取り付くような線形を採用しています。ここの曲線については、半径が明示されていないものの、縮尺から考えると1500から2000メートル程度でしょう。これは新幹線においてはきつい速度制限をもたらす原因となります。中山トンネル内の曲線と同じく、速度制限を甘受してこのような環境への配慮を行うことになったのでしょうね。敦賀に全列車停車であれば、敦賀との距離的にもともと大きな速度が出る場所ではないので、大きな問題にはならないということでしょう。当面は敦賀止めなので、全列車停車という設定には問題が無いのですけど、将来的に敦賀以南のフル規格路線を建設する際に、本当に全列車停車が維持されるでしょうか。疑問もあるところではあります。

しかし、新幹線のルートが決まる過程を実際に見ることができたのは、貴重な体験です。

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コメント(2件)

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速度制限といえば東海道新幹線のR2500が有名ですね、それと民鉄JR在来線では元特殊狭規線(ナローゲージ)だった線でもノロノロ運転を余儀なくされるんですよね。
とうこ
2015/05/11 07:05
私は中山トンネルの中のカーブを思い出します。
こっちも、中山みたいになるんでしょうか。
Tamon
2015/05/12 00:22

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