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zoom RSS 国鉄F級ディーゼル機関車

<<   作成日時 : 2015/07/15 13:00   >>

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国鉄F級ディーゼル機関車』を読みました。RMライブラリの最新刊です。

国鉄のディーゼル機関車を「F級」、すなわち動軸6軸という区切りで捉えた書籍はこれまでに記憶が無いような気がします。実際のところ、D級を入れてしまうと取り上げなければならない機関車の数が大幅に増えてしまって、ただでさえ紙幅に非常に制限のあるRMライブラリでは取り扱えなくなるのでしょう。一方で、F級に絞ったことで取り上げる機関車はDF50と初期の試作車、そして新幹線911形だけになってしまいました。

DF50は、これまでの研究をうまくとりまとめた感じになっています。スルザーエンジンを搭載した0番台とMANエンジンを搭載した500番台があり、時折スルザーが試作機でMANが量産機なのだ、という言説がありましたが、そもそも双方の生産数は大差ないし、双方の生産期間は重なっているのでその見方は妥当ではないだろう、という記事をかつて読みました。この本でも、おそらく三菱重工業だけに独占させずにある程度分散発注したかった国鉄の意向でMANが発注されたのだろう、と見ています。最後の時期は、初期トラブルを起こしていたDD51の安定化の時間を稼ぐために追加発注したのではないか、としていますね。

911形は、160km/h走行可能な標準軌のディーゼル機関車ということで、実に見た目もかっこいいのですが、故障車両の救援という当初の目的には全然使われなかったようです。使われない方が良いのでしょうが。先日イカロス出版から出た『証言 日本国有鉄道 東海道新幹線1962・1987』という本でも、911形を運転した人の話とかが収録されていて面白かったです。新幹線のアナログATCは電源同期式なので、ATCのパイロット信号が電源から必要なのですが、ディーゼル機関車でパンタグラフを備えていないので、検電アンテナから受信していたとか。

参照している資料が実に多く、これほどまで多くの書籍を参考にするとなると大変だなと思って見てしまいました。あちこちで記事を書いている研究家というのも大変なものです。

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コメント(2件)

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DD51の熟練度はすごいものがありましたね、PCでいえばWindowsXPっ感じですね。
とうこ
2015/07/16 07:05
あれも初期不良で散々苦しんだ後ですけどね。
Tamon
2015/07/17 02:15

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