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zoom RSS 国鉄ディーゼル機関車の図鑑絵

<<   作成日時 : 2015/07/16 13:00   >>

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ツイッターで流れてきた国鉄ディーゼル機関車の絵に思わず引き込まれてしまいました。子供の頃に熟読していた図鑑には、こんな絵がよく載っていました。しかしもちろんこれはコラージュで作り上げた架空機を混ぜてあります。

この絵の中に載っている機関車で実在するのはDD51とDD54の2両だけで、他はすべて架空機ですね。実際のところ、国鉄はディーゼル機関車の発展系譜をDD51以降も描いていたので、国産ディーゼルエンジンの開発が順調に進んで、国鉄の貨物輸送が順調に伸び続けていれば、あるいはこの中のどれかは実現したのかもしれません。ただ、国鉄の場合は輸送量が多い路線は電化してしまうのが基本だったので、この図にあるような強力な機関車が登場するほどの輸送量があればまず間違いなく電化されてしまい、ディーゼル機関車の活躍する余地が無い、というところが問題です。まず、DF51からして、2000馬力×2の出力が必要ならほぼ間違いなく電化されます。旅客用のDF52(当然、DF51に中間付随台車を取り付けて蒸気発生器を搭載した設定でしょう)も同様です。

そして、DD51の時点でもエンジンを2台搭載するのを、機関整備の負担を甘受して「やむを得ず」実施しているところがあるのに、こんなに複数エンジン搭載の機関車をポコポコ造っただろうか、というところがありますね。そして、車軸配置が同じになっておりどちらも蒸気発生器を搭載しているはずのDF52とDF54を比較すると、DF52は2000馬力×2、全長21mで102トンなのに対して、DF54は1820馬力×2、全長21mで118トンとなっており、出力と重量の関係が逆になっていますね。DF52を製作できるのならDF54は造らないでしょうね。

まあ真面目にいろいろ考えてみましたけど、こういう絵を考えるのは楽しい話です。

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コメント(4件)

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未製の過去の機関車の大ボスといえばガスタービン機関車&原子力機関車まで見果てぬ夢は続きそうですね。

さすがに原子力機関車はどの国も設計図製作で止まっているようですね。
とうこ
2015/07/17 05:41
ガスタービンはまだ可能性あるけれど、原子力はねぇ。
確か、ガスタービン機関車はアメリカで実例があったはずですね。
後はフランスでターボトレンとか。
Tamon
2015/07/18 02:32
SNCFのチュルボトランは最後の編成の引退が確か2005年の話ですから、寿命一杯まで有効に使われたことになりまして、十分すぎるほど実用に供されたと考えて良いでしょうね。少なくともフランスでは「見果てぬ夢」ではなく、現実的な選択肢の1つであったという。

ガスタービンの場合、小断面の長大トンネル区間で吸排気に難がある、という割と根本的な構造にかかわる事情から日本では最終的に断念せざるを得なかったわけですが。

ちなみに原子力機関車については日本でも仮称AH10(当然AはAtomicのA)としてH級機の研究をやっていましたがハナから実用化するつもりはなくて、予算難の時期に仕事のない研究者に職を与え研究体制を維持する目的でやっていたものだったと思います。
通りすがり
2015/07/18 15:06
フランス語読みだとチュルボトランになるのですね。
ただ、TGVもガスタービンでやるつもりで開発していて、オイルショックで諦めていますから、やはり燃費は高かったのでしょうね。
あと、ホームでの騒音が酷かったと聞きます。
Tamon
2015/07/18 15:41

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