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zoom RSS 北海道新幹線の需要予測と列車本数

<<   作成日時 : 2015/09/24 13:00   >>

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北海道新幹線新函館北斗開業時点での列車本数に付いて考察する記事が出ています。しかし内容は酷いものですね。

北海道と本州以南の旅客需要について統計を参照して、それがどの程度北海道新幹線を利用するかを推計し、投入されるE5系/H5系の定員とその乗車率を考えて、どの程度の列車本数があれば足りるか、を考察しています。しかし、鉄道が航空機と異なる大きな点として、点と点の間を結んでいるわけではない、というところがあります。東海道新幹線で言えば、東京と名古屋を移動する人も、東京と新大阪を移動する人も、同じ列車に乗るのです。したがって、定員のすべてを東京と新大阪の需要に費やせるわけではないのです。

東北新幹線で言えば、速達型の「はやぶさ」は、東京と仙台・盛岡・八戸・新青森との移動需要も満たさなければならないので、その定員のほんの一部だけが新函館北斗までの需要に使われるはずです。したがって、乗車率を50パーセントなどと想定するのは明らかに過大なのです。新幹線と接続して函館へ走る在来線アクセス列車が、当初3両、増強されても6両なのは、1本あたりの列車の需要は結局その程度である、とJRが見ているからなわけです。

一方、需要の総量の見積もりも、同じ程度の所要時間の場所だからと言って東京と広島の間の実績数値をベースにしていますが、これもおかしいですね。広島空港は都心から離れた丘の上にあるのに対して、広島駅は都心に近いところにあるわけですし、新幹線にとって航空機との競争上重要な目的地なので、東京との間に1時間に3本程度の列車本数は確保しています。1時間に1本設定できない上に、空港よりも都心から遠い位置にある駅に発着する函館では、同等の競争力にはならないでしょう。

しかし、貨物輸送の統計に、自動車の数値が出ているのがよくわからないですね。北海道と本州を結ぶ道路は無いので、自動車で貨物輸送をできるはずがないのですが、フェリーにトラックを積んで運んだ分は、船舶ではなく自動車に付くのでしょうか。そのあたりの統計基準がよくわからないです。

私も、区間便を含めても1日13往復というのは少ないと感じましたけど、いろいろ考えても仕方ない面があるのかな、という気はしますね。

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