日々題

アクセスカウンタ

zoom RSS 札沼線末端部減便

<<   作成日時 : 2015/09/26 13:00   >>

トラックバック 0 / コメント 2

札沼線の末端部を、1日3往復から1日1往復に減便するという話が出ているそうです。てっきり廃止かと思っていたので、これはかなり意外なニュースですね。

札沼線は、札幌の1つ西側の桑園で函館本線から分岐して、石狩川を渡ってその右岸を上流へ進み、かつては留萌本線の石狩沼田までつながっていました。国鉄時代のいわゆる「赤字83線」の取り組みにより、新十津川-石狩沼田が廃止となり、残りの区間が営業を継続しています。この路線は、札幌のすぐ近くで分岐していることもあり、南側は沿線が住宅地として発展して、札幌への通勤通学路線として輸送需要が極めて高く、近年電化され、複線の高架が続く近代的な区間もあるなど、JR北海道の主要路線となってきています。一方、北海道医療大学より先の区間は単線非電化のままで、いまやきわめて少ない列車本数しか運転されていません。2014年度の統計では札沼線の輸送密度は、北海道医療大学より札幌側で16,873人/日、末端側で81人/日という物凄い対照を見せています。実に200倍に及ぶ輸送密度の格差です。

江差線の末端の木古内-江差が廃止になったばかりですが、実はJR北海道で輸送密度が100人/日を切っている区間は、この江差線末端と札沼線末端の2か所だったので、私はてっきり、次は札沼線末端が切られるだろう、と思っていました。しかし予想に反して、留萌本線の留萌-増毛の廃止提案が出てきたわけです。まあ、札沼線は平野部を走っているので、災害の危険は特にないのに対して、留萌本線はがけ崩れや雪崩の危険を抱えていた、という事情もあるのかもしれません。また、留萌本線は統計上は深川-増毛が全線一括で計上されていたので、留萌-増毛に限ると実はより低い輸送密度しかなかったのかもしれません。そのあたりの事情はよくわからないですね。

さて、3往復が1往復に、と言いますが、かつて国鉄には清水港線の1往復、名寄本線湧別支線の2往復、なんていう例があったので、その再来という感じですね。さすがに民営化されてからはそんなところはなかったはずです。石北本線の中間駅のように、止まる列車が1日1往復、なんていう駅はありましたが。現状でも、日中に往復しようとすると結構厳しいダイヤだったのですが、いよいよ困難な感じになってきました。乗り潰し派にとって泣かせる区間になりそうです。

1往復にしたからといって、大してコストダウンになるとは思えないので、廃止するまでの若干の猶予という感じでしょうか。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
1日1本の列車って・・実質レール磨き列車状態ですね。
道路がしっかりしていたらJRバスに転嫁もやもえないですよね。
とうこ
2015/09/27 07:08
結局、石狩川の対岸に函館本線という便利な路線があるから、鉄道を利用する人もそっちに行っちゃうんですよね…。
Tamon
2015/09/28 00:53

コメントする help

ニックネーム
本 文
札沼線末端部減便 日々題/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる