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zoom RSS 鉄道の「鉄」学

<<   作成日時 : 2015/09/29 13:00   >>

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鉄道の「鉄」学: 車両と軌道を支える金属材料のお話』を読みました。先月買ってあったのですが、今月はあまり出張もなく読み進めるペースが遅くて、やっと今になって読み終わりました。出張の行き帰りの新幹線の中は、最良の読書スペースです。

鉄道に関する材料の話を、章別に各部品を取り上げながら説明している本です。取り上げているのは、車体、台車、車輪、車軸、軸受、ばね、駆動装置、ブレーキ、集電、軌道、鉄道橋の11種類でした。それぞれについて、材料の技術がどのように発展してきたのかを解説しており、関連する範囲でその構造自体についても触れています。

一般向けにできるだけわかりやすく解説しようと試みたのは高く評価できるのですけど、それでも結構難しい感じがしました。いろいろな材料規格とそれに含まれる微量成分の割合を表にして示してあるところが典型的ですけど、それはわかるが、ではそれが違うとどう影響して何が違うのか、というあたりがよくわからないところです。本文で多少解説されているのですけど、もう少し文章での説明が欲しかったところです。また、どうしても日本規格の話が中心になるので、世界的な動向についてはやや触れ方が手薄な感じもします。

しかし、材料技術についてどのような問題があったからどう発展してきたのか、その背景としてどういう技術開発があったのか、材料というキーワードを中心に据えて、鉄道技術の発展の歴史を見ることができる、面白い本だと思います。これまでこういう見方はあまりなかったように思います。材料も奥深い話なので、焼き入れ・焼き戻しといった技術などの詳細まで触れはじめるときりがないのでしょうけど、そういうところまで総合的に書いた本も欲しいな、と感じました。

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