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zoom RSS 箱根登山鉄道芦ノ湖線

<<   作成日時 : 2015/09/05 13:00   >>

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箱根登山鉄道の小涌谷から芦ノ湖畔の元箱根に至る鉄道路線を想定して、線路選定をやってみました。国土地理院の「地理院地図」を使って、等高線を読み、所定の勾配と曲線半径を守りながら鉄道を敷設できそうなルートを探す、というものです。

もともと箱根登山鉄道は、現行の路線を完成させた後、二ノ平(現在の彫刻の森)から元箱根を通り三島/沼津へ至る路線など、箱根全山を覆う鉄道網を構想していました。結局、ほとんど実現することなく終わるわけですが、今回はそのうちの一部の実現を想定してやっていました。ただし、実際には二ノ平での分岐が想定されていたようなのですが、小涌谷の温泉街を破壊して通過することになってしまいそうだったので、小涌谷分岐にしてみました。路線の規格は、現在の箱根鉄道線と同じ最急勾配80パーミル、最小曲線半径30メートルです。

さて、作成してみたのが以下の3枚の地図に加えて、路線の縦断面図です。結果的に、ほとんどの区間で最急の80パーミル勾配を連続して使わなければ登坂できませんでした。
箱根登山鉄道芦ノ湖線想定路線図1
箱根登山鉄道芦ノ湖線想定路線図2
箱根登山鉄道芦ノ湖線想定路線図3
箱根登山鉄道芦ノ湖線想定縦断面図


小涌谷を箱根湯本側へ出発して右に急カーブし、蛇骨川の渓谷に沿って登坂していきます。しかし、最急の80パーミル勾配をもってしてもすぐに行き詰ってしまい、やむを得ずここで一旦スイッチバックして蛇骨川対岸の山の斜面に逃げます。ここを上小涌谷信号場と名付けました。ここからさらに斜面を登坂していきますが、またまた東阪が登坂するので、千条ノ滝の下流側に半径30メートルのおもちゃみたいなループ線を造りました。このループ線はトンネル無しで設計したので、大変な名所になりそうです。ループ線上にある第3蛇骨川橋梁は、川から30メートル前後の高さになりそうです。

ループを過ぎて、さらに蛇骨川右岸の斜面を進み、やがて行き詰ってきたところで大きなΩカーブを描いて、山が半島上に飛び出している部分を取り巻いて少し高度を稼ぎ、全長280メートル程度と想定される恵明学園トンネルに入ります。恵明学園の下を潜りぬけることになりますね。このトンネルを出ても、まだ高度が足りないのでここにも半径30メートルの今度は左に回るループ線を入れて、先ほどのトンネルの上に恵明学園駅を設定してみました。別にここに駅を造らねばならない理由はないのですけど、単線を想定していますからある程度の間隔で交換駅が無いと、列車本数が制限されて厳しくなります。実際には開業後のダイヤを想定しながら駅配置を決めなければならないのでしょうけれど、そこまではできていません。国道1号に近い場所に出てきたので駅を設定してみたという感じです。

さらに延々と80パーミル勾配が続き、まっすぐ伸ばしたのでは距離を稼げないので蛇骨川を何度も渡りながらトンネルも繰り返して登って行きます。やや等高線の間隔が広がって開けてきた感じの笛塚にも駅を設定してみました。やや開けた感じでも駅部以外は80パーミル勾配が続き、第二笛塚トンネルでついに蛇骨川の流域から須雲川の流域に分水界を抜けます。しかし須雲川の数々の支流の最上流部の刻む峡谷をうねうねと回りながら高度を稼いで行き、ついに芦之湯温泉駅に到達します。ここで標高849メートルです。

芦之湯温泉駅からもさらに80パーミル勾配を続けて登って行きますが、もうあまりうねうねする必要は無くなって国道1号に沿って登って行き、箱根山の鞍部でこの路線の最高点を通過します。最高点の標高は875メートルとなりました。

ここからはおおむね上二子山の等高線に沿ってゆっくり芦ノ湖へ向けて下って行きます。いろいろ経路は考えたのですけど、下二子山の方にいったん突っ込んで、下二子山信号場を設定して折り返す形で戻ってくるようにしてみました。お玉ヶ池を周って、箱根湯本からの県道732号をぎりぎりでオーバーパスしてその直後からお玉ヶ池トンネルに入ります。あとは元箱根の住宅地の下をトンネルで一気に潜って高度を下げて、元箱根に到着します。元箱根の駅の位置は、バスの案内所があるあたりを想定しました。

なかなか想定してみるのは面白かったのですけど、結構大変ですね。採算性の問題は置いておくとして、実際に建設するとなると温泉の湯脈を壊すとか景観を阻害するとかいろいろな問題が出てくるでしょうし、地質のこともまったく考えられていませんから、まあネタとしては面白いくらいに考えておくべきなのでしょう。

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