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zoom RSS 中国稲荷山鋼索鉄道の動画

<<   作成日時 : 2016/02/11 13:00   >>

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不要不急線として戦時中に廃止となった中国稲荷山鋼索鉄道の動画が見つかったそうです。

このケーブルカーは、岡山の最上稲荷に参拝する客を輸送するために建設されたものです。現在のJR津山線や吉備線を建設した中国鉄道の子会社ですね。津山線の備中高松から分岐して稲荷山に至る短い支線があり、そこからさらにケーブルカーで登るような路線になっていました。備中高松からの分岐支線も廃止になっていますね。備中高松駅に分岐の痕跡があり、ケーブルカーの痕跡もいくらか残っているようです。

この時代に16mmフィルムというのが凄いですね。戦前だと、そもそもスチルカメラですら持っている人はわずかで、大変な高級品だったはずです。映像を撮れるカメラとなると、一体どんな御大尽なのか、というところです。しかも8mmでなく16mmですからね。この時代だと、バッテリーでモーターを駆動するというのは一般的ではなく、手回しかぜんまい駆動でフィルムを回していたようです。それなりの撮影機材だったはずで、費用だけでなく撮影の手間的にも大変だったのではないかと思います。

それにしても、まだこんな資料が出てくるものなんですね。

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コメント(4件)

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今になって稲荷山鋼索線の、それも非常に鮮明な映像が出てきたのは本当に驚くべきことですね。
何しろこの路線、あれだけ参詣客のいた大きな神社の主要交通機関でありながら、ろくにスチルの写真も残っていませんので・・・。
通りすがり
2016/02/12 14:17
スチルの写真もあまりないんですか…。
うーむ。
Tamon
2016/02/13 01:55
ちなみに地上線にあたる中国鉄道稲荷山線の輸送実績を見ると軽便時代の大正15年度のデータでさえ中国鉄道全体の営業利益の13.6パーセントをわずか2.4kmしかない路線で稼ぎ出していて、この線を含む岡山からの最上稲荷参詣ルートが中国鉄道にとってドル箱であったことがよくわかります。

また、不要不急路線撤去令による路線廃止直前でさえ1日14往復の列車が運行され、しかもその半数以上は岡山直通列車で構成され、さらに同時期の稲荷山鋼索線は20分間隔で運転していたことが記録されています。

後年の吉備線の惨状を知る身からすると、なんでこんなに高頻度運転やってたんだ、と思うのですが、今でも正月のここは参道を横断することが恐ろしく難しくなるほど凄まじく混雑しているわけで、出征兵士の武運長久を祈りに寺社へ参詣するのが当たり前だった当時の世相も考えれば、それは当然のことだったのかも知れません。

むしろ、そんな高頻度運転が必要とされていた路線群をお役人が一体何を見て安易に廃止を決めたのか、正直気になります。
通りすがり
2016/02/13 14:05
需要の問題ではなく、国防に役に立つかどうかだったんでしょうね。
いくら利用が多くても、産業の役に立たなければあっさり廃止だった時代なんでしょう。
Tamon
2016/02/14 01:15

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