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zoom RSS 「並行在来線」が将来直面する深刻な問題

<<   作成日時 : 2016/03/22 13:00   >>

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鉄道ジャーナル編集部が東洋経済オンラインに寄稿した、「並行在来線」が将来直面する深刻な問題という記事を読みました。確かにここで指摘されているような問題はあるのですけど、しかしまた微妙な感もあります。

まず、並行在来線が県別に分離されたことで指令が分割される問題を取り上げていますが、現に首都圏の鉄道網はいくつもの会社に分割された指令で相互直通運転をしているわけで、きちんと対策を取れば問題がありません。JRも、国鉄時代には全国の運行を統括する本社指令という組織があって、各指令所を統括していましたが、分割民営化に際して本社指令は廃止され、各会社別の指令に移行しました。これも、特に問題があるわけではありません。結局、全国的な輸送は旅客ではほとんど新幹線に移行してしまい、新幹線の会社間跨ぎさえ丁寧に考えてやってやれば、後は地域輸送の集合に過ぎないので大きな問題は起きないわけです。在来線で全国輸送を考えるのは貨物輸送ですが、これはJR貨物の貨物指令がある程度全国的に見ながら各地の指令とやり取りして運行管理するわけで、それなりに全体的な視野は見えるのではないでしょうか。

人材育成の問題は確かにあり、JRも問題を抱えてはいます。しかし、県別に分割された三セクに関しては、とにかく経費を抑えることを重視して最小限の人数にし、給与水準も抑えていますから、新たな技術開発といった方向性は出さないのでしょう。そういう面では、JRから技術的な協力を仰ぐしかないと思います。

ただ、そろそろ仕組みが重層化・複雑化してきているので、再編を再度行う可能性は否定できませんね。並行在来線の取り扱いをどうするのか、今後の整備新幹線はどこまで整備してどれだけ予算を確保するのか、ある程度の方向性を固めて戦略を打ち出すべき時期の気もします。

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