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<<   作成日時 : 2016/06/24 13:00   >>

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東海道新幹線の次期新幹線車両として、N700SなるものがJR東海から発表されました。結局、N700からのマイナーチェンジに過ぎず、大きく形式を変更することはない、ということでしょうか。

発表された事項を見るに、N700系とN700Aの違いよりは大きな違いがありそうです。SiCインバーターを採用するのは、今流行ですね。私が聞いた話では、SiCは歩留まりが低すぎて、半導体の生産コストが非常に高く、SiCでインバーターを構成して電力消費を多少節約してみても、初期費用が高額になる分を賄うことは到底できないそうです。しかし小型軽量になるので、新幹線の場合、軌道に与える影響を軽減することができ、保線費用の削減を考えれば十分元が取れるのかもしれません。他に電気関係では、リチウムイオンバッテリーを採用することで鉛蓄電池に比べて軽量小型になり、停電時でも一部のトイレを利用可能になる、とされていますね。空調を生かせればだいぶ助かるのですが、さすがに空調は消費電力が大きくて、今の技術段階ではバッテリーで維持しようとすると膨大なバッテリー数が必要になるのでしょう。

編成の各車両の分担する機能を工夫することで、3種類の車両の組み合わせを変えて16両、12両、8両の編成を構成可能、とされています。これは、東海道新幹線では16両しか使わないものの、山陽・九州新幹線ではより短い編成が欲しいでしょうし、輸出して行くことも考えれば短い編成が必須、ということなのでしょう。

正面の形状は、いくらか変わっているところがあるものの、700系とN700系ほどの差ではありません。N700Aでは変えなかったので、それからすると変えてきた、というべきなのかもしれません。いくらか空気抵抗を軽減したり、トンネル微気圧波を減らしたりできるのでしょうか。

消費エネルギーはN700より7%減だそうです。SiC採用で主回路の効率が上がった分や、軽量化された分を考慮するとこのくらいでしょうか。しかし、最高速度を変えずにこれだけ減らしてくるというのも大したものです。

しかし、もういい加減、煮詰まってきた感じがします。東北新幹線や山陽新幹線なら、まだ360km/hを目指すとかの方向があるのでしょうが、東海道では線形制約が厳しくて、もう先が無いでしょうし。やはりリニアに走ることになるのでしょうね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
山陽新幹線区間で360kh/mだすなら岡山〜新山口間かな?
とうこ
2016/06/25 06:42
姫路-岡山でもできそうに思います。
Tamon
2016/06/26 02:17

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