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zoom RSS 帰ってきたヒトラー

<<   作成日時 : 2016/07/10 13:00   >>

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今日は参議院選挙だというのに、皮肉にも「帰ってきたヒトラー」の映画を見に行きました。以前から気になっていたのです。

1945年の総統地下壕で自殺を図り、遺体をガソリンで燃やされたはずのヒトラーが、2014年(映画での話、原作小説ではもう少し前らしい)に蘇り、ヒトラーそっくりのコメディアンと思われて、テレビ出演や著書の出版などを果たし、世間に主張が受け入れられていく、という内容です。市街地に繰り出しての市民との対話シーンは、本当にヒトラーそっくりのメイクをした主演俳優が出て行って、アドリブで撮影をしたそうです。もっと批判されるかと思ったら、案外大受けで多くの人と写真撮影などをした、ということで、実際に現代のドイツ社会に出るとこういうことになるのかもしれません。

当時のヒトラーの主張をうまくなぞって発言しているのに、現代の主張にもうまく適合しているところがあり、反移民・反難民的な考え方の人にはまさしくフィットしてしまう、というところが恐ろしさを感じさせます。ユダヤ人への憎悪を激しく主張したら、さすがに現代の潮流には合わなくなってくるのでしょうが、そういうところは出てきませんでしたね。実際、ヒトラーはそれなりに頭が良かったはずなので、実際にこういう適合の仕方をしてしまう気もしますね。

コンスタンティンフィルムというドイツの会社が制作しています。この会社は以前、「ヒトラー 最期の十二日間」も制作しており、その映画にあったシーンの完全なオマージュというかパロディが含まれていて大笑いしました。テレビ局の幹部の会議のシーンで、「ヒトラー 最期の十二日間」の中ではヒトラーが地下壕の中で軍幹部と激しくやりあうシーンでした。現代のドイツの政治家を批判するコメントも明らかに笑いを取りに行っていましたし、本当にコメディ的なところもある作品です。

最後のシーンは、どこからだまされていたのだろう、と考え直してしまうようなところがありました。実に皮肉なところのある作品でした。とても面白かったです。

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