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zoom RSS 北海道新幹線工事計画変更

<<   作成日時 : 2016/07/22 13:00   >>

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北海道新幹線の工事計画の変更(PDFファイル)が発表されました。

面白いのは、新函館北斗駅から出て最初にある、村山トンネルと渡島トンネルをつないで1つの長いトンネルとしてしまうことですね。このトンネルの間の山の構造が脆弱であったことからつないでしまうことにした、ということのようです。東北新幹線の福島トンネルでも同様のことをやっていますし、北海道新幹線津軽蓬田トンネルではシールドマシンの再利用を図るために1つの長いトンネルにまとめるようにした、ということもありました。現代では、わざとトンネルを長くすることもあるのです。

一方で、中間付近は全体に施行基面が下げられており、これは何を意図しているのだろうかと思ってしまいます。低いほど、地下水圧が上がって湧水で苦労しやすいですし、土圧も上がって崩壊しやすくなります。そして広い範囲から集水してしまうので、地上に与える渇水被害も起きやすくなります。勾配を見るに、元の位置でも問題のない部分が多そうに見えるのに、こういう変更をしたというのは、地質が悪いところでも見つかったのだろうか、と思ってしまいます。

一方、羊蹄トンネルの方は、現代のトンネル工事において常識的というか、できるだけ土被りを減らし施行基面を高く持って行って、地下水への影響を軽減しようとするものですね。なぜ最初からこうでなかったのか、と思うような縦断線形です。

倶知安駅の高架化も書かれています。地平に造る予定だったんですね。まあ、八戸駅も地平なわけですけど。この区間に既設の跨線道路橋があったためなのかな、という感じがします。しかしそうすると、これ以外の踏切もすべて跨線道路橋に改築する必要があるわけで、倶知安町側の都市計画との関係が出てくるのでしょうね。高架に変更したことで、今度はこの跨線道路橋は地平に改築することになるのでしょうか。函館本線はどうなるのか気になります。もうこの区間は、新幹線開通後は廃止でしょうか。

経済対策で、整備新幹線の建設促進に8000億円が付くことになりましたが、これも財政投融資を活用して民間融資を置き換えるという話もあって、実際にどの程度建設費の増額になるのかよくわかりませんね。北海道新幹線の残りの区間の建設費の半額程度にしかならない額ですし、どれくらい早まるのかよくわからないところです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
新幹線の地下鉄を思わせる長距離トンネルって意味があったんですね^^;
とうこ
2016/07/23 13:02
場所に依りますけどね…。
Tamon
2016/07/24 01:20

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