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zoom RSS 京都市営地下鉄経常黒字

<<   作成日時 : 2016/08/03 13:00   >>

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長らく経営難だった京都市営地下鉄が、2015年度の決算で経常黒字になったそうです。まあ、最近だいぶ経営が好転してきていたのでわかる話ですね。

1日平均の乗客数が37万2000人というのは、経営再建計画を策定した頃に立てた、1日平均32万人から5万人増やすという目標を達成したということになります。前年度比で一気に1万3000人も増えたというのが物凄いです。実際のところ、この記事には書かれていませんが、インバウンド需要というのは決して無視できないと思います。凄い勢いで京都に観光客が来ますからね。しかも海外からの観光客というのは、日本人観光客と異なり、休日に集中するということがないですからね。平日昼間の、本来なら空いていてもおかしくない時間帯を埋めてくれますから、大変ありがたい客だと言えます。

経常黒字の額が8億4800万円なのに対して、累積債務の総額が4200億円に上るということで、債務償還にどれだけの年数がかかるのか、と思ってしまいがちですが、この経常黒字は減価償却費を含めた値なので、実際にはもう少しましです。記事にもあるように現金収支では97億5100万円の黒字ですから、このうちのかなりの分を債務返済に充てられるはずです。減価償却費は、普通に考えると老朽化した設備の交換に充てる費用ですが、地下鉄の経営においてはトンネルの建設費の償還が大半であるはずです。トンネルは日常的なメンテナンスを続けていれば、減価償却期限が来るころになってもまだ普通に使えるはずのものですから、そんなに喫緊に再投資の必要性が発生するものとは思えず、減価償却費は債務返済に多くを充てられるものだと理解しています。

しかし、やはり新線が欲しくなりますね。どうやっても無理だという話はありますが。東西線は、今のところ西の端は太秦天神川ですが、さらに西京区の方に伸ばそうという構想自体はあるんですよね。果たして経済性はどの程度のものなのか。経営が大幅に改善されたと憂いことで、今後の京都の展開に期待してしまいます。

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コメント(2件)

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京都市交通局の累積赤字は、やはり東西線建設時の想定を遙かに超えた過大負担(建設費の実質倍増)が響いていると思います。元々ミニ地下鉄ながら京都の事情を勘案してそれなりに高めの予算でやっていたところに疎水下での異常出水、想定に無かった遺跡の発見で建設費が倍増、当時の交通局長と市長が(結果的に騙された形になった)市議会で吊し上げ喰らって以後地下鉄新設計画は認めないということになったそうですから。
通りすがり
2016/08/07 22:20
大江戸線も結構高くなりましたからねぇ。
しかし、これだけ混雑しているとどうにかならないものか。
Tamon
2016/08/08 00:42

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