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zoom RSS 名古屋地区貨物線

<<   作成日時 : 2016/09/05 13:00   >>

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東洋経済オンラインが、鉄道関係の記事を次々に出してきて面白いのですが、名古屋付近の新幹線の車窓の話を書いています。これで2ページに、南方貨物線について記述していますね。

以前、南方貨物線は名古屋地区で貨物列車が都心部を通らなくて済むようにする迂回線である、という言説を見かけたことがありましたが、間違いです。この記事にも触れられているように、名古屋貨物ターミナル駅への短絡線、というのが正解です。名古屋貨物ターミナル駅は、西名古屋港貨物線の途中に新設された貨物駅であるため、名古屋より北にある稲沢操車場からであればまっすぐ行くことができますが、東京側から来た貨物列車は一旦稲沢操車場まで北上してから、折り返して名古屋貨物ターミナル駅へ向かう必要があります。この折返しの手間を削減するために、直行する経路を造ろうとしたのが南方貨物線です。仮に南方貨物線を通ったとしても、西名古屋港貨物線から出てくるところは名古屋駅になってしまうので、やっぱり都心部を通ることになり、都心迂回の線にはならないのです。

では、名古屋の迂回貨物線は計画されていなかったかというとそうではなく、岡崎から高蔵寺まで、現在は愛知環状鉄道となっている路線を通じて中央本線に出て、高蔵寺から勝川までを複々線化し、勝川からは東海交通事業城北線として運行されている高架複線の線路を通じて東海道本線の稲沢に出る、という経路が計画されました。このほとんどの区間について、線路は完成したのですけど、もはや貨物列車を迂回運行させなければならないほどの輸送量が見込めなくなり、結局貨物列車のこの経路での運行は実現しませんでした。城北線は、西側では稲沢と枇杷島の両方へスルー運行できるようにするデルタ線を建設する構想でしたが、枇杷島への線路だけ完成して旅客営業しており、稲沢への経路は一部の用地買収をしただけで着工されずに終わりました。勝川は中央本線への線路の接続が実現していませんが、勝川駅高架化工事後もなお、線路の接続が将来的には可能なように考慮して設計されているということで、果たしてどうなるでしょうか。愛知万博の直通列車のために高蔵寺は線路がつながりましたしね。

名古屋地区の貨物線も、壮大な構想があったのですけど、しかしいかにも時代に合わなかったですね。

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