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zoom RSS ホーム・車両間の隙間と段差

<<   作成日時 : 2016/09/07 13:00   >>

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目の不自由な人から見て危険な駅、というアンケートを関係者が取ったそうで、1位は飯田橋駅だったそうです。カーブにあって車両とホームの隙間が広く、しかも段差もある、ということだそうです。

車両とホームの隙間は、根本的にはホームが曲がっていることに由来します。直線であれば、そこまで大きな隙間は開きません。したがって、この問題を抜本的に解決しようとすれば、ホームを直線の位置に移設せざるを得ず、膨大な費用がかかります。実質的に工事不可能な駅もたくさんありますね。その点、第1位に上げられた飯田橋駅は、ちょうど移設する工事をすると表明したところでしたので、JRとしては、積極的に対策していますとアピールできるところです。

一方、車両とホームの段差は、ホームをかさ上げするなどして調整すればマシになるのですが、そもそも車両の高さが一定ではない、という問題があります。鉄道車両の車輪は走行するにつれて次第に擦り減っていくものであり、さらに形を整えるために時折工場で車輪を削ります。この結果、最大で車輪の直径は10センチほど変化します。車軸の高さの変動はその半分である、と考えると5センチほどの差になるのですけど、この程度変化することを考えると、完全にホームとの段差をなくすことはできない、ということになります。

最近、空気ばねを制御して車体を傾斜させる高速車両がたくさん出てきているので、ホームとの段差解消にもこの技術を使えないか、と思ってしまいます。しかしホームの高さをうまく検出して自動的に調整する必要があるでしょうから、技術的には結構大変そうです。しかもコンプレッサーの容量を増大させなければならず、制御速度も相当速くないといけないので、そういう点でも大変です。何より高価でしょう。

この問題はなかなか悩ましいですね。

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コメント(2件)

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駅構内に曲線部分があると列車の車掌さんんも「ホームと列車の間の隙間が大きい箇所があるので小さな子供がおられるお客様は必ず手を握ってお降りください」とアナウンスしている駅ってありますよね、ときには目が見える健常者でもびっくりするほど隙間のある駅があります。
とうこ
2016/09/08 15:33
ありますねぇ。
ちなみに、ニューヨーク地下鉄のサウスフェリー駅など、
ギャップフィラーが無いととても乗降できないです…。
Tamon
2016/09/08 23:51

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