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zoom RSS 金沢-仙台線利用客減少

<<   作成日時 : 2016/09/08 13:00   >>

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北陸新幹線の開業を受けて、金沢-仙台線の航空機の利用客が減少しているそうです。これは意外な影響です。

記事にもあるように、大宮で乗り換えれば、金沢と仙台の間は新幹線で3時間半もあれば行き来できるようになりました。これだけだと、航空機とはいい勝負なのですが、航空機が1日2往復しか就航しておらず、時間帯に偏りがある、となれば、圧倒的な便数の多さで新幹線が有効になってきますね。

記事によれば、新幹線開業前の段階でも航空便の搭乗者は年間5万3912人だったそうですので、1日当たりにすると150人に満たない程度でしかありません。これで2往復の便を飛ばすと、1便あたり40人もいませんので、かなり小さな機材でなければ成り立ちません。この路線はIBEXエアラインズのCRJ700で運航されているようなので、定員70席ということです。これだと採算面から言って、結構微妙なラインですよね。そして、鉄道の観点で言えばこの人数は、直行する列車を設定するに値しない程度の数値です。

しかし、金沢も仙台も対東京需要でなら新幹線が建設される程度の需要があり、そしてその対東京列車を組み合わせれば十分な所要時間に収まる、ということであれば、乗換により圧倒的な競争力を発揮してしまうわけです。鉄道から見れば、とるに足らない需要であり、わざわざ企画切符を設定してまで誘致に務めたり、この系統の利便性を上げるためにダイヤを調整したりするほどのものではないでしょうが、それでも航空会社にとっては大きな打撃を受けてしまう、というわけです。

ただ、航空便が撤退してしまっても新幹線があれば良いかと言えばまた微妙であり、たとえば新潟や仙台といった都市に直行便が存在しない程度の地方部からこうした都市に移動しようとしたとき、新幹線に負けて羽田-仙台や羽田-新潟が廃止になってしまっている現状では、非常に面倒なことになってしまいがちです。そういうことを考えると、総合的な輸送体系の検討が必要だと思います。これを、大きな空港に高速鉄道を乗り入れる形にすると、かなり改善しやすくなるのですが、日本ではなかなかやってくれませんね。

しかし、こんな話があるとは、意外なものです。

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