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zoom RSS 博多駅前陥没事故

<<   作成日時 : 2016/11/08 13:00   >>

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今朝は、博多駅前で大きな陥没事故があったようです。地下鉄七隈線の博多駅延長工事現場での陥没事故だったようです。これほど巨大な穴が開くとは驚きです。この分の土砂はどこへ行ってしまったのだろうか、と思わされます。

従来から博多駅に乗り入れている地下鉄の空港線は、大博通りというもう1本北にある大きな道路の下を通っているようで、今回陥没の起きたはかた駅前通りには地下鉄がなく、ここに七隈線を建設することになったようです。しかし開削工法のように路面を占有して掘削することはできなかったようで、近くの公園に立坑を建設して、そこからはかた駅前通りまでクランク状に道路の下にアクセストンネルを伸ばして、そこから両側に向かって掘っていく工事だったようです。博多駅側では、駅ビルの関連施設の下にアンダーピニングをする必要があったようで、大変な工事です。

ここを掘削する工事は、NATM(新オーストリアトンネル工法)を使っていたそうです。重機等で掘削した後、吹き付けコンクリートで簡単な覆工を行い、必要に応じてロックボルトを打ち込んで地山を固定していくもので、近年の山岳トンネル工法としては一般的でコストも安い工法です。しかし、都市部は一般に地盤が軟弱なところが多いので、シールドを使うか開削にするか、あるいは薬液注入などの補助工法を使うものだと思っていました。

この手の事故で思い出すのは、1990年の御徒町トンネル陥没事故ですね。あの時は、シールドで造っていましたけど、薬液注入で補強することになっていたのに、手抜き工事で注入が不十分となり、崩壊してしまったのでした。今回は、NATMで造るのにやや無理があったのかな、という感じもしないでもないです。掘削してすぐに地山が崩壊してくるような場所では、NATMを適用するのは難しく、シールドを使うのが定石でしょう。ここより天神側ではシールドだったそうですし、シールドの到着立坑を掘削する工事だったとも聞きます。コスト節約のためにやや無理をしてしまったのでしょうか。詳しいことは専門家の調査を待たねばなりませんが。

物凄い台数のミキサー車を投入して埋戻しに掛かっているようで、さすがにこれはあっというまに直さねば周辺への影響が多いということなんでしょうね。停電の影響も深刻でしたし。今後どうなるのか、七隈線の延長工事に遅れが出るのか、いろいろ気になります。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
テレビの画面を見た時わが目を疑いました、すごいことになってますね、通行止めが5分10分遅れていたらと思うと身の毛がよだつ映像ですね。
とうこ
2016/11/09 19:55
そこだけは何とかタイムリーに閉鎖してくれたようですね。
Tamon
2016/11/10 01:30

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