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<<   作成日時 : 2016/12/08 13:00   >>

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韓国で、水西高速鉄道の開業式が今日行われ、明日から営業運行するそうです。

この記事だと詳しいことには触れられていないのですけど、韓国高速鉄道(KTX)は、ソウルから南へ伸びていて、途中で大きく2系統に分岐して行く形になっています。そうしたこともあって、ソウル側での線路容量の逼迫が問題だったようで、日本においてあたかも上越新幹線の新宿駅乗り入れプランが東京駅の東北新幹線容量救済案として検討されているごとく、ソウルでもう1か所のターミナル駅を設置して、そこからしばらくの区間を複々線のように使えるようにした、というのが今回の水西高速鉄道のようです。こういう計画は、日本でも同様に必要だと思うのですけど、なかなか思い切った投資ができていない状況で、韓国が羨ましく感じられます。もっとも、60km超の路線を4000億円程度で造っているようなので、なかなか工費が安いなと感じさせられます。大深度地下だそうですし、どうしてこんなに費用を抑えらえるものなのでしょうか。まあ、キロ単価70億円で造ればこんなものなのですけど、日本だと大深度地下と都市部の路線はもっとかかりそうに思います。

競争が導入された、と書かれているのが興味深いです。上下分離にして新会社を参入させたのかな、と思いきや、実はKORAILの子会社なのだそうで、これでは完全な競争とは言い難いですね。むしろ、フランスでTGVの格安サービスとして導入されたウィゴーみたいなものを思い起こします。

韓国は、TGVベースの高速鉄道を導入しているので、線路容量の面では不利になっているように思います。それを考えると、こういうバイパス的な路線が必要になるというのは損をしている感もありますね。

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コメント(3件)

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12年前の鉄道ピクトリアルにKTX開業時点ソウル大学に留学されていた院生の方が寄稿されていますが、永登浦(多分そこそこ大きい駅なのだと思いますが高速線は止まらない、例えば日本で言う大津だとか藤沢だとかのような駅なのでしょう)の駅で開業前毎時7〜8本あった列車が4〜5本に減ったのみならず、1時間の内半分は止まる列車のない時間帯が出来たため、本数以上に不便に感じる、と小書きがあります。
勿論元凶は動力分散式のTGV形式の列車であるためで、ICE1などは250〜280km/h程度までの加速に17分程かかるようです。今のN700Aなら300km/hでさえ3、4分で達する速度です。
200km/hでは顕在化しなかったのでしょうが、21世紀に開業が延びることが分かってきた時点で本来は欧州大陸式というのは不適切なシステムだったと思います。
台湾高鐵以上に欧州システムに載っているため、仇だ何だ不問にしても、単純に新幹線車両を入れても多分直らない。それゆえ日本勢は「丁重にお断りした」のでしょう。
苦肉の策が格安便列車会社をつくる、それがウイゴーだったり水西高速鉄道なのだと思いますが、韓国の場合本来はダイヤにちゃんと乗るスペックの車両を自力開発することでしょう。多分、「かなり格安に出来た」建設費より安いのではないでしょうか。
地下鉄電車とかならもう自製しているのですし。
たづ
2016/12/11 01:30
一部推敲時の編集ミスで書き間違いになっているところをお伝えします。
TGVを「動力分散式」と描いてしまいましたが勿論「動力集中式」の書き間違いです。
たづ
2016/12/11 16:57
完全にそれですよね。
高加減速度の電車方式にすれば、こんな新線を造らなくても必要な増発はできたはずで。
韓国も、KTX山川とかで動力分散の開発をしているのですけど、結構苦しんでいるように伝わってきますね。
中国のように、素直に技術導入して、根幹部品を輸入すればできるんでしょうが。
Tamon
2016/12/11 18:17

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