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zoom RSS イギリスの脱民営化

<<   作成日時 : 2017/02/17 13:00   >>

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イギリスの脱民営化に関する記事を見ました。サッチャー政権下で、徹底した民営化を実施したイギリスですが、ここにきて揺り戻しがみられる、という話ですね。もっとも、イギリス国鉄の民営化はサッチャー政権下ではなくブレア政権下(保守党政権時代に大枠は決まっていたが、労働党政権になっても変更せずに実施した)なのですけどね。

実際、公営であったとしても、サービスの面でそれほど問題になることはありませんね。本当に競争のある分野では、民営の方が臨機に動いてサービスを改善しやすいように思いますが、インフラのように長期計画で投資が必要で、短期ではあまり変化しないような業種だと、公営と民営の差があまり出ないように思います。

日本の国鉄の場合、どちらかというと公営であること自体より、それに伴う政府からの無責任な介入の方が大きな問題でした。真に国鉄の経営陣に経営がゆだねられていたら、国鉄の問題はあそこまで拡大しなかったでしょう。運賃政策にも新線の建設にも、万事にわたって政府が介入したのに、それに対する補償は何もなされなかったために、問題が拡大したわけです。そこで、民営化することによって政府から独立させるという、経営自主権確立のための方策とされた面があります。

したがって、場合によっては三セクのようなやり方で公的管理に戻すこともありえるでしょう。ただ、政府が介入だけして責任を負わない形態は、再び大惨事を招くことになりかねないので、きちんとした責任体制が必要でしょう。ある意味、三セク鉄道の形態は、地域自治体に責任を委ねることで、本当にその輸送サービスがその地域にとって必要ですか、と問う面がありますよね。

まあ、イギリスの鉄道民営化は仕組みが複雑すぎて、そちらの問題が大きい気がしhますけど、その後の状況も知りたいところですね。

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コメント(3件)

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JR北海道は国鉄に戻すべきでしょう。(JR東海も在来線部門を国鉄に見てほしいとか言い出しそうですが・・!)
とうこ
2017/02/19 16:56
JR北海道については、上下分離すると同時にJR貨物との関係を見直す形にしたほうがいいでしょう。
現状、「アボイダブルコスト」という名目でかなり貨物負担部分が軽いのですが、機関車軸重16t、貨車15tで列車重量が1000t程度になる貨物幹線筋(でも旅客では亜幹線レベル)というのが北海道は多いようです。
一二種の関係を逆にするとか、どちらも道有の線路(三種事業者)を走る二種事業者とするとか。勿論、財源に限りはありますから野放図なことは出来ません。
自分のできる範囲に収める必要があるのに、風呂敷を広げすぎてきましたから、見直す契機だと思います。
「国鉄」的な名前は民営化30年たった今でも接客態度の全くなっていない現場社員が本州のJRでもまだいるのですから、今後あと半世紀は名実とも戻すべきではないでしょう。
たづ
2017/02/19 17:45
たぶん、貨物のアボイダブルコストをやめると、JR貨物が死亡しますよね…。
Tamon
2017/02/19 23:03

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