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zoom RSS ヘルシンキ-タリントンネル

<<   作成日時 : 2017/02/24 13:00   >>

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フィンランドのヘルシンキと、エストニアのタリンを結ぶ、全長92kmの海底トンネルの実現可能性調査をやるそうです。これはなかなか壮大なプランですね。

この両国の間には、フィンランド湾という広く長い湾が切れ込んでいて、湾を迂回するとかなりの距離になるだけではなく、ロシアの領内を通らなければなりません。双方とも、ロシア帝国統治下で鉄道が敷設されたこともあり、ロシアンゲージ(5フィート=1524mm)を採用している国なので、直通する上で問題はないでしょう。もっとも、バルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア、いずれもロシアンゲージ採用国)は現在、ポーランドから標準軌の鉄道を伸ばす「レールバルティカ」計画を進めているところで、もしかすると標準軌の鉄道をさらにヘルシンキへも、という話にもなるかもしれません。

全長92kmというのが凄いですね。もし本当に実現するなら、昨年開通したばかりのゴッタルドベーストンネルを抜いて、世界最長になります。ただ、中国が山東半島と遼東半島を結ぶ海底トンネルを計画していて、実現すれば120kmにもなります。技術的には、深さの問題と地質の問題であって、長さはそうたいした問題ではないと思います。あとは、経済性の問題ですね。

日本ではなかなか大きなプロジェクトができない中で、ヨーロッパはまだそれなりにビッグプロジェクトが出てきて実現に向けて動いているところはうらやましい限りです。もっとも、中国はこれをはるかに上回るスピードでどんどんやってしまっていて、けた違いですけどね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
土木技術の進化というのはいいのですが、火災対策を考えると一概に喜べない部分もあります。
青函トンネルの「定点」というのは火災時向こうに突っ切りきれない54kmという長さ故の代替策ですし、英仏海峡トンネルでは既に火災が二度起きています。
100km近い長さとなると、3つか4つ定点を作るにしても、間違いなく中ほどの定点は青函と違い沖合のどこかとなり、逃げ場をどうするか、火災後の復旧をどうするかまで事前に考えねばなりません。
たづ
2017/02/25 14:37
確かに火災対策大問題ですね。
ただあちらだと、単線トンネル2本で造るのが普通なので、その場で車両放棄して対向のトンネルに逃げる前提かもしれません。
消火と復旧が大変でしょうけれど。
Tamon
2017/02/25 21:13

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