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zoom RSS キハ85系軸箱体亀裂調査結果

<<   作成日時 : 2018/02/06 13:00   >>

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JR東海のキハ85系気動車で軸箱体の亀裂が1月21日に見つかっていた件で、JR東海が調査結果(PDFファイル)を公表しています。結論から言えば、鋳造部品の鋳込みに際して内部に空洞が生じていて、そこを起点に繰り返しの応力で疲労破壊した、ということのようです。

この件、JR西日本のN700系が、異音や異臭を確認していながら止められずにJR東海区間に入り、名古屋駅で台車枠に亀裂が見つかって運行停止となった先日の事件とは逆に、JR東海が所有している車両がJR西日本側の区間に乗り入れていた際に、JR西日本の運転士が発見した、というものでした。皮肉なものですね。元来、「南紀」のキハ85系はJR西日本に乗り入れるのが、新宮-紀伊勝浦だけの短区間ということもあり、JR東海の運転士がそのまま運転して乗り入れていたのですが、数年前に新宮でJR西日本の乗務員に交代するように変わっていたそうで、今回出区点検で見つけたのもJR西日本側だったのだそうです。

さて、空洞を起点に疲労破壊、というのは極めて一般的なパターンであり、今までこういう問題を見つけられる検査体制になっていなかったのか、と思ってしまいます。東海道新幹線の歴史を調べると必ず、輪軸の製作中に停電があり、そのために高周波焼き入れが不良になって、そこから輪軸破断を生じた話というのは出てくるわけですけど、製造過程の管理はこの辺りで厳格化されたものだと思っていました。超音波探傷や磁粉探傷などでこの手の傷を探して不良品をはねるのは、今時当たり前だと思います。なおこういう問題が起きるのは不思議な感じがしますね。

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キハ85の台車軸箱は、205系電車あたりからずっとほぼ同じデザインで量産されているものの1つで、しかも旅客JRのほぼ全社で使っています。たまたま今回製造後10年程度の個体に不具合が見つかったわけですが、全数調べるとなるとJRのそれだけで膨大な数になります。
どうするんでしょう?これ。1年位で収まればいいのですが。
たづ
2018/02/08 18:45
うーん、そんなに数が多いと大変ですね…。
とりあえず目視点検を頻繁にやって押さえるんでしょうが…。
Tamon
2018/02/09 00:25

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