信濃川発電所取水量超過問題

JR東日本の信濃川発電所で取水量が認可されていた量を超過していた問題で、水利権が取り消しとなる見込みのようです。うーむ、これはかなり厳しい処分ですね。東京電力が先ごろ起こした取水量超過の問題でも同様に取り消されたので、先例から見てもそうなるのは当然なのかもしれません。今回の方が超過が大きいようですし、虚偽報告をしていたということなので。中越地震の時に貯水池などが大きく破損して、時間をかけて修理してきてようやく再稼動したというのに、やれやれな話です。
JR東日本は他に川崎に火力発電所も持っていますけど、これもラッシュアワーには既にフル稼働しているはずなので、今回の水利権停止で減少する分の電力は、自営系の電力では賄えないですね。もっとも、鉄道で最大の消費電力を記録するのは朝ラッシュ時であり、一般の電力系統との最大電力消費時間帯が異なっているので、この分を東電から購入したとしても電力が全体として不足するというような事態にはならないでしょうね。現時点で東電の柏崎刈羽が全て停止していても何とか供給できているので、今回の分が朝時間帯だけ加算されても大した問題にはならないと思います。普段から、信濃川発電所の水力は朝ラッシュ時だけ使って、それ以外の時間帯は水利権を一杯に使って取水した分を調整池に貯めているだけで発電はしていない(貯めてある水は朝ラッシュ時に一気に放出して発電する)らしいですし。ベース電力は火力がやっているようです。夜間は火力も止まるようですけども。
故意に改竄する仕組みが組み込まれていたということは現場のレベルで簡単にできることではないと思うのですけど、誰か責任者が処分されるようなことはあるのでしょうか。東電の方は特に話を聞いていないのですけど。




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