「はやぶさ」帰還延期

探査機「はやぶさ」の帰還が延期されることが正式に決まったようです。早速松浦さんのところを見てみると、姿勢制御ができなくて地球との通信も満足にできないような状況になっていて、地球への帰還を指示できる状態ではないようです。ただし、現在「はやぶさ」に発生している運動は自然に減衰する種類のものなので、減衰を待って姿勢が安定してから通信を再開して状態の把握と復旧に努めるという方針のようです。帰還軌道の関係で帰還時期は3年も延期になってしまうようです。3年も長く環境の厳しい宇宙に滞在して搭載機器は大丈夫なのでしょうか。
やはりこういうことを考えると、他の惑星への有人探査はかなり厳しいよなと思ってしまいます。今から帰還を開始しても1年以上掛かるわけですからね。それが帰還のタイミングを逃すと簡単に3年後になってしまうというわけで、有人探査だったとすると大変な問題です。そもそもそれだけの食料をどうやって持っていくのだという。アポロ計画では月への有人探査を実現したものの、月は地球からわずか38万kmの場所をいつも回っているだけですからね。今「はやぶさ」は地球から3億kmも離れた場所にいるのです。アポロ13号で危機的な状況になった時であっても、月周回軌道を省略して大至急で地球に戻ってくることはできましたが、他の惑星への軌道では問題が発生しても緊急の帰還軌道がないということがありえるわけで。アメリカが火星への有人探査計画を発表していますが、夢は膨らむものの前途は厳しいと言わざるを得ません。
本題から外れますが、大正製薬からリポビタンDが2カートン届いたという記事には爆笑してしまいました。海外の掲示板などでも、JAXAのウェブサイトの写真に捉えられている机の上のリポビタンDの空き瓶の増減に注目が集まっていましたし(笑)。逆にこれをしっかりキャッチしてすかさず2カートン届ける大正製薬の担当者も素晴らしいセンスだと思います。ブルガリア出身の力士琴欧州が明治ブルガリアヨーグルトの化粧回しを付けているのを見かけた時にも、明治の担当者はよくやったなと思いましたが、それと似たようなものですな。こちらの方がどちらかというとマイナーな気がしますが。
そういえば、MicrosoftのIISの脆弱性を攻撃して感染するワーム"CodeRed"(だいぶ前の話だと思ったら2001年のようですね)の名前は、ウイルス・ワームの解析担当者がその時に飲んでいたペプシのCodeRedという飲料から付けられたそうです。これはいくらなんでも、マイナスのイメージを与えるワームの名前に商品名を付けられたのでは、ペプシは抗議するのではないかとも思いましたが、ペプシも平然と箱入りのCodeRedを命名者に送り付けてきたとか。大人の対応ですね。
この2つの段落は「はやぶさ」とほとんど何の関係もない気がしないでもないですが…。




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