四つ橋線延伸と新大阪連絡線

阪急が十三駅から宝塚線沿いに北へ伸ばして新幹線の高架下へ分岐して新大阪駅へ繋ぐ新大阪連絡線の計画を持っていて、免許も取得済みで土地もほとんど確保できているということは以前にも書きました。その阪急の土地を利用して新大阪駅の新幹線のホーム増設をするという計画が出てきた時に書いた記事です。その時は、阪急の新大阪連絡線の建設も可能なようにホーム増設の工事をするものの、新大阪連絡線そのものの建設はまだ行わないという話でした。今度は何と、大阪市営地下鉄四つ橋線の延伸と一緒にこれをやるという計画が持ち上がってきました。びっくりです。
今、JR大阪駅北側にある梅田貨物駅を再開発する計画が進行していることは周知の通り。今回出てきた計画では、現在大阪駅より南側の西梅田駅で止まっている大阪市交通局の四つ橋線を延伸してこの梅田貨物駅付近に新しい駅を設置し、それを阪急の十三駅に繋ぐというもののようです。十三駅の重要性がますます上がりそうな計画です。そして、この記事に付属の図の中ではさらに新大阪駅まで点線が引かれているわけで、一緒に実現を考えているのでしょう。私としては四つ橋線への用事はあまり無いものの、新大阪駅へ行くのが便利になるので新大阪連絡線を早く造って欲しいものです。ところで、四つ橋線は第三軌条方式の集電をしているわけですが、阪急は地下鉄堺筋線に直通しているものを含めて架空線集電なわけで、このあたりの問題はどうするのでしょうか。新大阪までの連絡線は四つ橋線からの直通の専用車だけに限定するということでしょうか。十三の乗換が十分便利ならばそれでもよいのですけど。また、以前大阪出身の友人から「四つ橋線は阪神の梅田駅を西に引っ込ませた上でさらに北に延伸する計画だったのに、意に反して四つ橋線を塞ぐ現在の位置のままになってしまったので、四つ橋線を西梅田より北に伸ばすことができなくなってしまった」という話を聞いたのですが、これが本当だとすると西梅田駅の行き止まりのコンクリート壁の向こう側には阪神梅田駅とそこから伸びる阪神本線が立ち塞がっているはずで、これはどうしたものでしょうか。いまさら阪神の梅田駅の移設工事などできるわけもなく、四つ橋線を一層深くする工事でもするのでしょうか。阪神が阪急阪神ホールディングスグループに加わったことがこの計画に何か影響しているのかもしれません。
ところで、梅田貨物駅の地下に鉄道というとなにわ筋線の話はどうなったんだという気がします。御堂筋線の1本西の通りに四つ橋線が通っていて、さらにその1本西の通りの下を通る計画なのがなにわ筋線。単なる地下鉄ではなくJR難波駅と南海汐見橋駅から乗り入れて大阪駅の下をくぐり梅田貨物駅方面へ抜けるはずなのですが。これができるとJRの関空特急はこちら経由になって西九条からの単線の貨物線を経由しなくてもよくなり、ダイヤ設定の自由度が増しまた環状線へのダイヤの影響も少なくなります。また貨物線には踏切があって渋滞を引き起こしているという問題も解消できます。南海は南海で現在は大都会のローカル線と化してしまっている汐見橋線が一挙に都心アクセスルートとして活性化できる上に難波止まりの関空特急「ラピート」を梅田まで伸ばせるようになるわけです。また例によって大阪市の財政問題で全然進んでいないのでしょうけれど、それなら今里筋線(12月24日開業)など造っている場合なのかと突っ込みたくなります。重要度はこちらの方が上ではないのかと。
まぁ、どちらもこれから楽しみに見ておきたい計画ではあります。




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