趣味悠々第4回

NHK教育「趣味悠々」の「ようこそ!鉄道模型の世界へ」第4回の放送です。先週の放送で土台になるボードを作成しその上に線路を敷設した状態でした。今週は最初にレールが錆びている様子を表現するためと称して茶色のスプレーを吹いていました。レールの横面に色を塗る人がいるのは知っていましたが、スプレーで全体に塗ってしまう人がいるとは知りませんでした。車輪とレールが接触する面が塗料で覆われてしまうと車両への給電に支障が出るのです。後でヤスリで表面をこすると言っていましたが、給電不良への心配は消えません。給電は鉄道模型をやる上で鬼門ですからね。確かにレールに色を塗ると随分実感味が出るのは確かです。
続いて発泡スチロールをボードに貼り付けて、山などの盛り上がっている部分を表現。今回は小さいレイアウトなので直接山全体を発泡スチロールで作るようです。もっと大きなレイアウトでトンネルがあるくらいの山を設置する場合は、通常は木などで枠組みを作ってやってその上に発泡スチロールを乗せると思います。これによって発泡スチロールの使用量を節約できますし、裏側から手を入れる空間ができて、トンネル内での脱線に対処することができます。一部屋全部をレイアウトルームにする羨ましい人がいますが、こういうレイアウトを作る場合も、ボードを腰くらいの高さに設置して下に潜っていけるようにして、適当なところから顔を出して工作をしたり脱線した車両を復旧したりできるようにしなければ、実際の模型を動かす上では困るわけです。発泡スチロールを貼り付けた後、カッターナイフで適当に切って滑らかにして、最後にプラスター(石膏)を盛り付けていました。定番の工程ですね。
今週のコラムコーナーでは、分割式レイアウトの運転会が取り上げられていました。小さなボードごとにレイアウトを製作して、各人の作成したボードを持ち寄って公民館のような広い場所で並べて接続して運転をするというのが分割式レイアウト。興味を惹いたのが、大きな橋を造ったセクション。番組中では吊橋と触れられていましたが、構造的には斜張橋に見えました。ベースボードがなくて直接会場の床から支柱が立ってそこからワイヤを伸ばして桁を支えて、その上を4線くらいの線路が通っていました。ベースボードがないので周りの情景はないのですけど、これだけ大きな橋はなかなか通常のレイアウトには作りこめないのでなかなか面白いです。ただ、分割式レイアウトだからということもあってか、列車が走っているシーンで細かく上下左右の振動をしているのが目に付きました。鉄道模型ではどうしても実車よりかなり大きな軌道不整が発生してしまうのは仕方のないところで、走行している時に車両が細かく振動します。それが映像などで見た時に凄く実感味を損なっていると思います。分割式だと隣のセクションとの接続部分が特にネックになるのです。非常に精度高く線路を敷設する方法というものもまた難しそうです。




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