京都の自動車事故

京都の四条通付近で自動車が歩行者に突っ込んで多数の死者が出たようですね。

私はいつも言っていることではあるのですが、やはり自動車というのは非常に恐ろしいものだと思います。何のガイドもなく、単に運転者のハンドル操作だけで生身の人間のすぐそばを高速で走っているのが常態化しているわけです。鉄道のように完全にレールにガイドされていて、さまざまな保安装置で防護されているものを当然としている状況を常々見ている人間からすると、自動車の保安水準というのはほとんどありえない話です。

もっとも、航空機でも自動車ほどではないとはいえ、人手に頼っている部分が多いんですよね。管制官とパイロットの間の交信はあくまで口頭であり、どちらかが勘違いするだけで事故につながる恐れがあります。鉄道では口頭での指示は信用してはいけないということになっているんですけどね。人手に頼っているだけなのに、あれだけの安全度を達成しているのは大したものだと思います。航空分野は、かかわっている人がみんなプロだけだからでしょうね。

それに対して自動車は、一般人が普通に乗り回していて、何の保安措置もなく、事故の危険度は酷いままです。放射能を心配する前に目の前の自動車に気を付けろと言いたいですね。まだ職業運転手だけが乗れる交通機関であったならずっとマシな状況だったのでしょうけど、いまさらそれは現実的ではなく。

自動車でも次第に保安装置の開発は進められていて、スバルのアイサイトのように前方の車を検知して自動でブレーキをかける技術が出てきています。自動車同士の対策の方がやりやすいというのはわかるのですが、歩行者保護の方でももう少し技術の進歩が無いものかなと思います。交差点で信号待ちしている歩行者のすぐ脇を自動車が通過するというのは普通にあるので、そういう場合と区別するのが技術的には非常に難しいのでしょうけど。自動車業界の人のより一層の奮起を期待したいところです。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック