河合商会自己破産

模型の製造販売などを行っていた河合商会が自己破産を申請したとのこと。景気の悪い話ですねぇ。

河合商会は、私のかかわる分野だとNゲージの鉄道模型の車両を販売していました。一部蒸気機関車やディーゼル機関車もあったものの、ほとんどは貨車という珍しいメーカーでした。もともとトミーが香港でNゲージ用貨車の製造をやっていた頃に使っていた金型を譲り受けて製造を続行したものだと聞いています。他が製造していない古いタイプの貨車をいろいろ出してくれていたのは嬉しかったものの、品質のばらつきがあって中には車輪がまともに軸受にはまっておらず車両を持ち上げただけでぽろっと車輪が落ちてしまったり、軸受用の穴がきちんと加工されていなくてまともに走らなかったりと、なかなか問題も起こしていました。いくつも買って、まともに走るものだけを選んで使うという状態だったような。また、KATOやTOMIXから最近の新しい設計による有蓋車や通風車、家畜車といったものがラインナップされてくると、古い設計の金型ではなかなか厳しいものがありました。

一応河合商会独自の新製品にも手を出していて、タキ5450やタキ7750など、ホッパ車やタンク車を中心に出ていました。しかしいかんせん、塗り替えや車体貼付の社章を変更したものが多くて、新規金型で出てくるものは非常にゆっくりでしたね。それにお金がかかるからやむを得ないところなのですけど。タンク車では車体表記の社章がさまざまに異なるところが楽しみの一つなので、それはそれでよいのですけど。

さて、今後予定されていた製品がキャンセルなのは当然として、既に出荷されていた製品はかなりの勢いで捌けてしまうのでしょうか。自分のところにはもう欲しいものは大体揃っているのでいいのですが。

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