鉄道ピクトリアル誌西武鉄道特集号

鉄道ピクトリアル2013年12月臨時増刊号の西武鉄道特集号を読み終わりました。なかなか面白かったです。

施設関係に興味がある私としては、複々線化や高架化の工事の進展の話が面白かったです。西武は地下鉄との直通が結構遅かったんですね。今後は新宿線の地下化を一部でやる予定ですね。

かつて西武鉄道では、戦時のガソリン消費統制によって自動車での輸送が困難になった東京都民の屎尿を鉄道輸送して、郊外で肥料に利用するという事業に協力していたことがありました。過去にもそれは紹介されたことがあったのですが、今回の特集内の記事では、さらに新たな資料を発掘して、過去の文献で発表されていた事項の誤りの指摘などが行われていました。これも興味深い資料が提示されていました。

国鉄中央線の三鷹の北側には、中島飛行機武蔵野製作所がかつて存在し、武蔵境駅からの専用線が結ばれていました。また西武池袋線の東久留米駅から分岐する専用線で結ばれた中島航空金属の工場もありました。これらの間を、西武新宿線の下を潜って結ぶ専用線もかつて存在していたことは、トワイライトゾーンMANUALで20年ほど前に指摘されていたことです。今回はさらに新たな資料を加えてまとめが行われており、大きな地図で全体像を示すなど、面白い記事に仕上がっていました。名取さん、ネコパブリッシングで編集長の仕事をしながら、他誌にも寄稿されるんですね。

西武鉄道の歴史全体を解説する記事がもう少しあってもよかったのでしょうが、これまで臨時増刊号で10年おきくらいに西武鉄道特集を出してきているので、それらと重複してしまうというところはあるのでしょうね。しかし、既に15年近く阪神と京急の特集が出ていないのはどうにかならないものでしょうか。

この記事へのコメント

とうこ
2013年11月27日 08:19
西武鉄道的にも宣伝になるので全面協力でしょうね。
鉄道ジャーナルさんもこの手の本出していたような?
kyonmili
2013年11月27日 12:18
はじめまして、kyonmiliと申します。

西武特集、早速私も22日に購入しました。面白い一冊だった
点に、私も同感です。

さて最後の一節にある、阪神と京急の特集が遠ざかっている
点について、一言差し上げたいと思います。

大手私鉄増刊号は10年おきに発売されますが、前記の2社は
順番が回ってくるはずなのに、もう15年待たされています。
今回の西武特集も概算で12年もの間隔が開きました。10年と
12年ですら大きな差があるのに、15年ともなれば尚更です。

来春消費税が8%に引き上げられます。それまでは増刊号の
発売がなく、必然的に西武特集が5%時代最後となります。
なんとか前記2社は5%時代の発売を強く望んでいたことと
思います。そうは問屋が卸さず、8%時代の発売を余儀なく
されました。

ただそれも長くは続かず、15年10月には税率が10%へと引き
上げられます。この間増刊号の枠はたとえあったとしても、
せいぜい2・3社しかなく、未展開の会社とそのファンから
すれば、今は実現した会社を羨む一方、天命を待つしかない
ことが悔しいと言わずにいられませんね。

長文を失礼申し上げ貴殿のご健康を心からお祈り致します。

は勝負

電気車研究会さんも大手私鉄増刊号に対する認識を、今回の
西武特集以降方針を
Tamon
2013年11月27日 23:59
阪神は阪神なんば線開業、京急は京急蒲田高架化開業が契機になると思ったんですけどね。
その一方で名鉄は2006年と2009年に出ているんですよね。

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