ハウステンボス過去最高益

大手旅行代理店エイチ・アイ・エス傘下で経営を再建していたリゾート施設のハウステンボスが、過去最高益を達成したそうです。沢田さんが社長として乗り込んできてから、すぐに経営が上向いて利益を計上できるようになっていたという話でしたが、ここまで巨額の利益を出せるまでに成長するとは驚きました。

ハウステンボスは、中学の修学旅行で行きました。まさしくバブル期ならではのリゾート施設で、大変な金をかけて造られたことが素人目にもわかる凄い施設でした。わざわざ運河を縦横に掘り巡らせて、そこを行く船で入場するホテルがあるとか、想像を絶する金の使い方です。数多いリゾート施設でも別格という感じでした。しかし、やはり首都圏・関西圏から遠いという問題は否めなかったですね。それに、日本人は時間の消費が下手ですから、町をゆっくり散策するようなタイプのリゾートは向いていなかったのかもしれません。最初に設備投資に金をかけすぎていては、さすがにバブル後の経済状況で利益を出すのは難しかったのではないでしょうか。

そこへ乗り込んできて、あっという間に利益を出せる体質を作ってしまった沢田氏はさすがという他はないです。経営者が変わると、ここまで会社というのは変わるものなんですね。しかもこの利益水準だと利益率が25パーセントにもなっているような。リゾート施設でここまで利益率が高いところはそこまでないと思います。ディズニーリゾートとかと比べてはいけないわけですし。ワンピースや名探偵コナンとタイアップしたキャラクター系のイベントをやっていたこともかなり集客につなげていたようで、ハウステンボスの本来の毛色とは違うのですけど、集客のためにはやむを得ないところでしょう。

本来10年間受け取るはずだった経営支援金を5年で受け取り辞退するというのがまたさすがという他はありません。佐世保という地方都市で、年間250億円の売り上げというのは大変な大企業ですし、それにつながる納入業者や働いているスタッフも多い訳で、それが健全な経営を続けてくれるだけで凄い地域貢献になります。予定より早く経営支援を脱却して、この高い利益で法人住民税をしっかり納めてくれるなら、地元からすれば沢田氏は神様のような存在でしょうね。

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