Cubic Earth

地球がもし立方体だったら、というCubic Earthという想定をして、映像にまとめてみたというものがあるそうです。日本科学協会が試みにやってみたものだそうです。

そもそもどういう理屈で惑星が立方体になるのか、というあたりを突き詰めてみないと、その惑星がどういう内部構造になっているのかとか、生命に発生にどう影響するのか、とかを細かく検討することができないように思いますが、それはともかく、ここでは従来の地球とほぼ同じ内部構造で1辺が1万キロの立方体である、というところから始めているようです。

まあ、ちょっと考えてもわかりますが、そういう構造であれば各面の中央付近ではほぼ真下へ重力が働きますが、辺に近づくと斜め45度に重力が働くようになり、各辺はまるで巨大な山脈のように立ちはだかって、隣の面へ移動する障害となります。大気も水も、面の中央付近に集まってきて、中心部では大変な気圧と気温になりますが、辺に近いところではほとんど真空状態となりそうです。

以降は詳細な検討と計算をしないとわからないわけですけど、現存の地球人類や大半の生物が生存可能な領域は、ほんの数十kmの幅でしか存在しない、という計算結果になっているようです。温度や気圧の条件が厳しいようですね。ただ、もしそういう条件で生物が進化すると、かなり広めの気圧や気温で生存できる生物になっていたのではないか、という疑問もあります。この条件でうまく文明を発達させられたら、縁辺領域の真空を利用した産業が発達するのではないかとか、いろいろ考えることができます。

こういう思考実験をやるのはとても面白いですよね。それと同時に、今の地球の環境がいかにありがたいかということもわかる話です。

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