キハ285系開発中止

JR北海道が新型特急用として開発していたキハ285系を、開発中止にするそうです。何とまあ。もう試作車が川崎重工業でできあがってきているというのに。

JR北海道にとって、久々の明るい話題という感じだったのに、北海道新幹線の開業準備と安全性向上対策で必死で、新型車両の開発や改良に時間をかけている余裕が無いということのようですね。ここまで来て開発を中止するという話も珍しい気がします。まあ、国鉄時代にはちょっと作りかけて結局中止になった新形式というのはいくらもありましたけど。量産先行車のつもりで製作しながら需要が落ち込んで、結局1両だけになったDE50なんていうのが思い浮かびます。まあ、振り子も車体傾斜制御もやらない、という話が出ていましたし。

とりあえずはキハ261系を増備するそうですが、これも車体傾斜の装備を外して落成という話ですし、だいぶ落ち着いた感じになってしまいます。確かに安全性への取り組みは必要なものの、交通機関にとって速さは絶対に捨てられないものなので、あまり安易にスピードダウンして欲しくないものです。より安全性の劣る高速バスに乗客が転移したら、社会全体としてはその分安全性が悪化します。

試作車は、検測車などへの転用を検討しているとか。どんな車になるのでしょうか。

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