ゆいレールQRコード乗車券を導入

沖縄都市モノレール「ゆいレール」が、このたびICカード乗車券「OKICA」とQRコードの乗車券を導入するそうです。OKICAは、沖縄のバスにも今後展開されるそうです。

QRコードを利用した乗車券は、既に航空機の国内線では一般的なものとなっています。しかし、鉄道で利用したという話はあまり聞かないですね。外国だとどうなのでしょうか。2010年にドイツ旅行をした際に、ドイツ鉄道のウェブサイトでオンライン予約してプリンターで印刷して持って行った紙には、様式から見てQRコードとは別の二次元コードでしょうが、そうしたコードが印刷されていました。もっとも、あちらには自動改札機は無いので、車内で検札の際に車掌がリーダーで読み取るためのものでした。日本国内では、他に東武東上線のTJライナーの乗車整理券に使われている事例があるようです。これも自動改札機で使うためのものではないですね。

今回のQRコード乗車券は、自動改札機で直接かざして使うもののようなので、鉄道ではこれまでにないタイプのように思われます。技術的には航空で既に確立していますから、そう難しいものではないのでしょう。ICカード乗車券に比べるとやや反応タイミングが遅くなる可能性はありますが、朝ラッシュ時などはICカードで発行される定期券を利用する人の方が多くて問題ないということでしょうか。コスト的には、自動改札機の初期コストのかなりの部分を磁気券の送り機構の部分が占めており、その後の維持にも大変な費用がかかるものなので、この部分が無くなることはメリットが大きそうです。それだけではなく、磁気券は券自体の発行コストも馬鹿にならないはずで、磁気面入りの特殊用紙ではなくペラペラの紙にでも印刷して発行できるようになることは、その点でもコストダウンになると思います。

QRコード乗車券では、単純に有効区間と有効期限をコード化して印刷しただけでは、コピーされていくらでも使われてしまうという問題があります。発行する乗車券ごとに一意なIDを割り振って、そのIDが使用済みかどうかをサーバー側で管理しなければならないですね。

沖縄以外では、既に磁気券を前提とする自動改札機のインフラが相当普及してしまっているので、なかなか置き換えられないのではないかと思いますが、個人的にはQRコード式はかなりありではないかと思っています。

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