ICOCAポイントサービス/PiTaPaポストペイサービス

10月から、JR西日本においてICOCAポイントサービスPiTaPaポストペイサービスが開始されることが発表されました。

もともとJR西日本には、平日日中と土休日に使える、割引率のかなり高い「昼間特割きっぷ」がありました。回数券なので、例によって金券ショップによるばら売りの対象となっており、さらにほかの回数券とも組み合わせて、関西圏のかなり広い範囲で格安で移動する手段となっていました。今回このポイントサービス/ポストペイサービスの導入に合わせて特割きっぷは廃止となりますので、完全に金券ショップ対策のサービスですね。何しろこの割引サービスは、ほかのきっぷと組み合わせての精算などをした場合には適用されないわけです。従来、たとえば京都-明石といった移動をする場合は、京都-大阪と大阪-三ノ宮の特割きっぷを組み合わせ、さらに三ノ宮から明石まで通常の回数券などを組み合わせることで、かなり安く移動できました。しかし今度のサービスでは精算では適用しないということなので、いったん改札を出るならともかく、京都から明石まで直接移動した場合には割引がないことになります。結局、JRとしては他社対策で割引をする必要のない区間にまで割引を提供する形になっていたのが、本当に割引サービスの必要な区間にピンポイントで割引を実施するように改めるということでしょう。

時間帯指定ポイントが特割きっぷの、利用回数ポイントが通常の回数券の、電子マネーポイントがJ-WESTポイントの、それぞれ代替サービスという感じでしょうか。面白いことに、PiTaPaだとポイントではなく直接割引になります。50%のポイントと50%の割引では、割引の方がはるかに強力なので、JR西日本線を利用する時ですら、ICOCAよりもPiTaPaの方が割引が良いことになるのですが、JR西日本は何を考えているのでしょうか。他社サービスの利用勧奨にすら見えます。

これで金券ショップはかなりの打撃でしょうね。一方いちいち切符を買いに行かなくてよくなったという面はありますが、割引の縮小でもあるので、利用者にとっては損になる感もありますし、JRが利益を得る感じですね。

この記事へのコメント

Miumew
2018年08月14日 22:21
昼特の代替のICOCAポイントについては、「その区間の運賃の30パーセントまたは50パーセントのポイントが貯まります。」となっていますので、ポイントの使用の有無に関わらず、ポイントが付与されるのではないでしょうか。それでも、直接値引きのPiTaPaの方が若干有利であることには違いないですが…。
Tamon
2018年08月14日 23:17
なるほど、ポイントを行使してもポイントが貯まるなら、割引と同程度ですね。その可能性もありますね。

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