イギリス労働党の左派政策

イギリスで、左派の労働党においてジェレミー・コービン党首がさらに左派的な主張をして、資本家を恐れさせているそうです。今のところイギリスは保守党のテリーザ・メイ首相なので、この労働党側の主張がすぐに実現されるというわけではないのでしょうが、政権交代される可能性もありますしね。

しかし、その主張を見てもそこまで社会主義革命を実現するというほどのものかな、とは思いますね。大きな政府を実現する、左派的ではあるのですが。鉄道の国有化とか書いていますが、今でも実質政府におんぶにだっこじゃないかと思ってしまいます。しかも、イギリスの運輸省の鉄道運営能力はかなり低く評価されているわけで、本当にまともにやっていけるのでしょうか。比較的景気が順調だったから、民営化の枠組みを改良して以降は順調に鉄道の輸送量も伸びてはいるのですが。

まあ、積極的にインフラなどに投資する、最低賃金の原則を守らせる、租税回避を潰して企業に正当に納税させる、といったことは重要なことで、別に左派でなくてもやるべきことなのですが、政府と民間企業の役割分担については、結構疑問もありますね。何でもかんでも政府がやるように戻してしまっても、また過去の国有だった時代の問題が再噴出してくるように思います。このあたり、なかなかバランスが難しいのですよね。

まあ、今の日本だとリベラルとされる野党勢力ですら、なぜか緊縮政策を主張しているという状況なので、それに比べればまともな感じはしますね。

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