関空連絡橋の損傷

昨日の台風での関西空港の被害がかなり酷いようですね。昨日の停電でもスマートフォンは依然としてつながっておりデータ通信ができていたので、その様子はわかってはいたのですが。

地盤沈下は付き物の海上空港とはいえ、しっかり高潮対策を考えていたはずでした。しかしこれほどの被害になってしまうのですね。よりによって、駐機していた飛行機もあったようで、エンジンに海水が影響していれば、復旧はかなり大変でしょう。電波航法関係の機材も浸かってしまったそうですし、いろいろ大変です。

そして、連絡橋の方がまた衝撃的ですね。風で流されたタンカーが衝突してしまうとは。状況から見て、錨を入れていたけれど風の力で押し流されてしまった、いわゆる走錨が起きたのでしょうね。航空燃料を降ろしたところだったそうですから、空荷で喫水が浅くなって、風の影響を受ける面積が増えてしまった、というところもあるのかもしれません。それにしても、桁が横に動かされてしまうほどの衝突というのはまた。

桁の主構造に被害が及んでいれば、取り換えなければ復旧できないはずで、これは大変な時間がかかりますね。種類は違いますが、首都高池袋線でタンクローリーが横転して火災を起こし、桁構造が致命的に破損してしまった際には、新たに桁を製作して取り換えるのに2か月かかったと記憶しています。簡単に調達できるような部材ではないですよね。そのまま元の位置に戻すことで復旧できればよいのですが。隣の鉄道の桁への影響も気になります。

道路の上り線の方には影響がなく、橋脚も問題がないというところは不幸中の幸いです。当面は上り線を使って対面通行にするしかないのでしょうね。空港も、1週間ほどでB滑走路のみ復旧させる方針のようですし、しばらく影響が長引くようですね。

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