関西エアポートの問題

関空第1ターミナルが本格的に復旧したそうで、明日11日から全面運用再開だそうです。まだ貨物扱いで多少の支障が残っているのではないかと思いますが。

この件に関して、いろいろ内情を指摘する記事が出ていましたね。関空を現状運営している関西エアポートは、日本のオリックスとフランスのヴァンシ・エアポートの共同運営だそうです。オリックスは日本の事情をわかっているものの空港運営経験がなく、ヴァンシは空港運営経験はあるが日本の事情がわからないということで、共同でやっているのだそうで、それで記者会見でも日本人とフランス人が両方出てくるのですね。しかし、それまでの日本人だけの打ち合わせなどで済んでいたものが、社内的に英語資料も用意しなければならなくなって大変だとか、運営ノウハウがあると言っていながら全然実情に合わないことをやろうとするとか、いろいろ問題が指摘されていました。

今回の水没に際しても、どこからどうやって手を付けていいかわからず右往左往するばかりで、結局官邸が介入して国土交通省が中心になって復旧計画を策定したのだとか。フランス側は情報が入ってこないと怒っていたそうですが、そもそも自分たちの能力不足でしょうに。結局、民営化の是非までは言えなくても、今回の民営化のやり方に結構不味いところがあったのではないかという気がしますね。国鉄分割民営化では、国鉄の幹部がかなり残っていたので、鉄道の運営の仕方はしっかりわかっていたわけですけど、今回は空港の運営の仕方が、経験があるというヴァンシであってもなお不十分に見えますね。

関西3空港は現在この関西エアポートが独占的に運営をやっているわけですが、このまま任せておいてよいのか不安になりますね。できれば、オリックスがしっかり空港運営ノウハウを吸収して、ヴァンシなしでもやれるようになれればよいのですが。

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