東京旅行3日目

早朝にホテルをチェックアウトして、品川へ移動しました。品川駅高輪口のコインロッカーに荷物を預けて、港南口側に移動しました。

駅前から木更津行きの高速バスが出ているので、それに乗車しました。このバスはSuicaを利用できるけれども、後払いなんですね。やはり市内のバスとは勝手が違います。私は初めてアクアラインを通りました。まあ、大部分トンネルなのでどうってことはないのですけど、海ほたるから先の海上区間は気持ちがいいですね。乗客は私を含めてわずか3名で、さすがに休日早朝の都心から郊外方面への便です。もう少し後の時間になれば行楽客もあるのかもしれませんが。袖ヶ浦バスターミナルで1人が降り、後は木更津駅東口で2人降車という感じでした。

しかしやっぱりアクアラインで直結されてしまうと、内房方面へは高速バスが圧倒的に便利ですね。「さざなみ」がひとたまりもないわけです。税金までつぎ込んでアクアライン通行料を値引きして自動車優位の体制をつくられてしまうと、鉄道はどうにもなりません。

木更津駅から久留里線に乗車します。久留里線は3回目のはず。久留里線にキハE130が導入されてからは初めてです。オールロングシートなのが残念です。久留里線ではSuicaを使えないので、木更津駅の券売機で乗車券を購入しました。2両編成で、お客さんはそこそこ乗っています。今日は秋の紅葉シーズンということで、本来は久留里止めの列車が上総亀山まで延長運転となっていました。今時ツーマンというのがいかにも千葉という感じです。上総亀山には臨時の駅員まで配置されていました。

紅葉まつりを開催しているらしく、多くの乗客は亀山ダムの方へ歩いて向かって行ったようです。駅から亀山ダムはそう遠くありません。また駅前には、最近ジブリの光景のようだとして話題になって観光客が急増している濃溝の滝への臨時バスまで来ていました。と言っても車両はハイエースですが。私も歩いて亀山ダムへ向かい、ダム堤体の様子を見ていました。お祭りなので周辺に屋台などが出ていて、そこで買い食いをしてしまいました。

秋の土休日だけ、上総亀山から上総中野へ通り抜けできる臨時バスが設定されているという情報を掴んだので、今日はこれを使っていすみ鉄道の方へ抜けます。「さとやまGO」というバスで、久留里から養老渓谷を通って上総中野へ行きます。もともと久留里線は、大原から伸びた木原線とつながって、木更津-大原間の房総横断鉄道になる計画でしたので、このバスでつなぐことで当初の構想に沿った房総横断を達成できます。とはいえ、久留里始発なので上総亀山でどこにバスが来るのかよくわからず、亀山藤林大橋という名前のバス停なので橋の近くなのか、わざわざ駅に乗り入れてくるのかと、ポスターに書かれていた問い合わせ先のバス営業所に電話をしてみました。しかし、時刻なら案内できるけれど、バス停の場所はわからないとの返答。なんだそれはという感がありますが。

結局、橋の近くに立派なバス停がわざわざ立てられていて、そこで乗ることができました。秋の土休日だけの限られた運行なのに、専用のバス停を用意したようです。自治体がかなり負担をして運行してもらっているのでしょうけれど。日東交通と小湊バスの共同運行で、私の乗った便は日東交通でした。車両は普通の路線バスで、ICカードは使えず現金のみ乗車時の収受、おまけに運転手の他に案内の人が乗っていて、その人がアンケートを書いてほしいと渡してきました。バスの中は数名乗車している程度で、これでは採算ベースではないですよね。1乗車500円というのはなかなかの高い運賃ですが。

房総はあまり高い山がないので、それほど山越え感はないのですけど、うねうねした丘陵を通って、何度かは対向車を待ち合わせる必要のある狭いトンネルを通り、養老渓谷を経由して上総中野へ行きました。養老渓谷はかなりの観光客の数でした。

上総中野ではいすみ鉄道に乗車し、大多喜へ出ました。数年前にも大多喜は降りてちょっと外を歩きましたが。やはり城下町だっただけあってある程度の人口集積があり、ここで昼食を取りました。その後、房総中央鉄道館を訪問。200円払って中に入りましたが、あまり展示物があるという感じではなく、鉄道模型の巨大なレイアウトがあってそこを列車が走っている様子を見るという感じでした。奥の方に、いすみ線のヘッドマークなどいろいろ飾られてはいましたが。

大多喜駅前には天然ガスの資料館もあって、無料で見ることができました。千葉県は天然ガスの産地です。またヨウ素の産出が多い場所でもあるんですよね。日本は全体に天然資源に恵まれない中、どういうわけかヨウ素は世界的な大産地です。また、駅から20分ほど歩いて、大多喜城を見に行きました。復元天守ですけど、資料館になっています。大多喜の歴史などが説明されていました。

いすみ鉄道は、前社長の時代にいろいろ国鉄形車両の導入などをやっていました。今日もキハ52とキハ28の国鉄形の組み合わせが急行として設定されており、対向列車で走っていくところを見ることができました。かなりの煤煙を出して、ゆっくりと加速していく様子はいかにも国鉄形です。郷愁はあれど、交通機関として現代に適合していないことは間違いないでしょう。私の方はいすみ350型で大原に向かいました。こちらも観光用の案内などを盛んに運転士が車内放送していました。

大原で外房線に乗り換えです。この後の都合で特急利用で、券売機で自由席特急券を購入して、すぐに連絡する「わかしお」に乗りました。5両編成ですが、上総一ノ宮で前に5両増結して堂々の10両編成に。それで結構乗っているのですから、外房はまだ自動車にやられていないという感じです。圏央道が全体に完成してきたらどうなるのかよくわかりませんが、今でも圏央道はアクアライン側へはつながっているはずなので、今後もこんな感じなのでしょうか。

2時間かからずに東京駅に到着しました。東京駅で一旦改札を出て、妻に依頼されていたお土産を買いに行きました。かりんとう饅頭は買えたのですが、芋羊羹は売り切れでした。連休で大変ごった返しており、あっという間に売れてしまったのでしょう。

品川へ移動して、友人らと夕食に行きました。いろいろと情報を交換しました。こういう機会はありがたいです。店を出て、コインロッカーで荷物を回収すると、「のぞみ261号」に乗車して帰阪しました。3日間フルに使って楽しめました。

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