北摂のマチュピチュ

北摂のマチュピチュと称されているらしい、限界ニュータウンの記事を読みました。茨木台ニュータウンと銘打って業者がバブルの頃に開発したニュータウンは、実際は京都府亀岡市にあった、という話ですね。峠を越えて向こう側にあるわけです。

これは、バブル期とはいえかなり酷い条件ですね。標高500メートルとなると、冬は相当寒いでしょうし、水道もなかなか麓からは引けないでしょう。これで、当初は1坪60万円した、というのは、バブル期の土地価格の恐ろしさです。これなら、今だともっと条件の良い土地を買えます。これだけ出してしまうと、なかなか出ていくのも難しいでしょうね。これから人口が減っていくとなると、ますますこういう土地は需要が落ちるわけで、今住んでいる人たちが亡くなっていくに連れて、無住地になっていくのでしょうか。

私が自宅を購入したときにも、こういうことをかなりいろいろ考えました。今でもここほど条件が悪くなくても、郊外の山の上にニュータウンみたいに開発されているところは結構ありますが、そういうところだと将来的に坂を上り下りするのがしんどくなるのは明らかですし、商業施設が撤退してしまうと買い物難民になってしまいます。将来的に人口が減って、郊外から空き家が増えていくのも自明でしたし。

そのため、私は頑張って平野部の土地を買って家を建てました。日照条件は悪いですし価格は高いのですけど、歩いてすぐのところにコンビニがありますし、スーパーなど自転車で行ける範囲に3軒も選択肢があります。田舎の方から出てきた私の妻などは、この利便性に感動しています。もっとも、駅までは遠いのですが。そこさえもう少し何とかなればなぁというところがありますが、負担力を超えてしまいますしね。

まあ、私が年を取って余り出歩けなくなるころにどういう事態になるのでしょうか。

この記事へのコメント

たづ
2019年02月02日 16:08
新開地が自治体の境を越えていた、というのは昔良くあった話ですが、これは稀に見るひどい例ですね。
しかも買った当時の世代が皆高齢化、子世代は外に出てしまって、では。
ここ15年位の都心寄りタワーマンションはそれの反省なのかも、と思えます。まああれもマンションですから庭はないですし、分譲でもリフォームに一定の制限がかかります。
武蔵小杉など林立しすぎたところでは問題が出ているようですが。
郊外の街でも「タワマン」と言うほどではないものの新築の集合住宅は10~15階建てくらいのマンションがザラになってきました。たいてい駅近、遠くても1km程度のもので、将来を考えるとこのくらいの距離が限度なのでしょう。
Tamon
2019年02月03日 00:55
もう鉄道の利用が衰退しているように思われる地方都市であっても、駅に近いことの不動産的な魅力はまだまだあるのが不思議ですね。みんな、運転できなくなることを考えているのでしょうか。

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