道路用第2青函トンネル

道路用の第2青函トンネルを建設しようという提案が出ているようです。新幹線と貨物列車の分離のために第2青函トンネルを、という議論はこれまで出ていて、安く見積もった建設費でも5000億円くらい、という話でしたけど、道路用というのはまた新しい提案です。

見積もりで建設費は約7300億円だそうです。換気も考慮してこの程度で収まるのかというのは意外でした。現代の高速道路の非常に高額な建設費を考えると、ありえなくはない値という感じがします。しかし非常時の避難用路肩は用意されるとはいえ、これだけの超長大トンネルで片側1車線は怖い気がしますね。路下に緊急車両通行路を設けるのはアクアラインと同じ方式ですね。避難路もここに造るはずなので、やはり滑り台みたいなもので脱出するのは同じになるのでしょう。

海底にパーキングエリアを設置すると約1100億円の工費上乗せだそうです。これはまた高くつくパーキングエリアです。まあ、30km程度だそうですので、海底部には何も造らずに一気に通り抜ける方式にする方が現実的でしょうね。

これが民間の事業として成立するという見込みなのは極めて意外です。鉄道だと全然ペイしない規模なのですが、道路だと自分で運転させるために運転経費がかからず、5250円を想定しているという普通車の片道通行料のほとんどが建設費の償還に回るからでしょうか。かなり意外な感じです。

過去に、道路を通すために津軽海峡大橋を、という話があり、見積もった建設費は3兆円とかいう酷い値になっていましたが、それに比べるとまだ現実味がありそうです。しかしやっぱり道路でこの長大トンネルは怖いですね。鉄道にして、カートレインを走らせた方が良さそうな。

この記事へのコメント

たづ
2019年03月07日 21:31
おそらく、この案は電気自動車や燃料電池車など、少なくとも運転で一酸化炭素を排出しない自動車が圧倒的多数を占める、という前提なのでしょう。
ハイブリッド車も結局はエンジン車の1つなので、ある程度は排ガスが出ますし。
ただ、燃料電池車も触媒の直前では分離した水素を扱いますし、その前も何らかの可燃性の液体か気体です。
電気自動車も高効率化するとリチウムイオン電池を使うことになるでしょう。「今より安全」とは思えず、本来は自動車の自走はやめてカートレインで運ぶべきだと思います。
Tamon
2019年03月08日 00:50
換気システムも設計しているようなので、まだガソリン車もかなり考慮している気がします。それでもこの程度で何とかなるのかとは思いますが。私もカートレインの方が現実的かとは思います。

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