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zoom RSS 富山ライトレールと富山地方鉄道の合併

<<   作成日時 : 2019/04/25 13:00   >>

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2020年2月に富山ライトレールと富山地方鉄道が合併するそうです。富山地方鉄道が存続会社だそうで、社名もそのままだそうです。

さっそく、鉄道ファン界隈では、ついに富山港線を奪還、という話題になっていますね。富山ライトレールの前身であるJR富山港線は、もともと富山地方鉄道が保有していた路線であり、沿線に軍需工場が多いという理由で戦時中に国有化された歴史があるからです。ライトレール化されたうえで、富山ライトレールを経由して、富山地方鉄道に路線が戻ってきたことになります。

戦時国有化の対象になった路線はたくさんありますが、鶴見臨港鉄道(鶴見線)や中国鉄道(津山線・吉備線)など、いくつかの路線では戦後返還運動(払い下げ運動)が起きました。戦時国債で渡された買収代金が戦後の猛インフレで無価値になってしまったということもあるようです。結局こうした運動が実ったところは1例もなく、日本の鉄道の歴史で、一度は国鉄(およびその前身である官設鉄道など)が運営しながら、その後民間に払い下げられた例というのは、特定地方交通線に伴う第三セクターや民鉄への移管の他は、官設幌内鉄道が一時民間会社に譲渡されていたくらいではないでしょうか。これだってその後鉄道国有法で再国有化されるわけですが。それを考えると、戦時国有化路線が元の会社に戻ってくるというのは初の例で、非常に面白い話です。

富山ライトレールは行政からの出資分が多いはずですが、富山地方鉄道への出資分に振り替えるのでしょうかね。なかなか経営形態が気になるところです。

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コメント(2件)

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企業合併の場合、多くはもとの非合併会社株主にも合併比率に応じた株式を交付しますし、そういう形になるんでしょうね。
一方で富山地鉄自体、区間が異なりますが元々富山県営鉄道だった区間がありますから、全体としては元の鞘に収まりつつあるのかな、という気はします。
逆に旧北陸本線だったあいの風鉄道は今後も別立てのままにするのかどうか、という疑問も湧きますが。
たづ
2019/04/28 00:30
そうなると、富山地方鉄道が第三セクターみたいな感じになりますね。まあ、それを言ったら東京電力は東京都が株をたくさん持っているから第三セクターなのかとなってしまいますが。
あいの風のことも考えると、あるいは富山県鉄道公社みたいな感じで収斂していくのでしょうか。
Tamon
2019/04/28 00:40

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