長井駅と長井市役所の一体新築計画

山形県の山形鉄道フラワー長井線の長井駅と長井市の市役所を一体化して移転新築する設計が固まったそうです。

地方では完全な車社会化していて、口では公共交通の利用促進を言うものの、公的な役所や病院などが、どう頑張っても車を使わねばたどり着けないような場所に移転してしまうことも多いご時世なのですが、最近になってやっとというべきか、意図的に公共交通の利用しやすい場所に施設を固めて配置するような発想がそこここで見受けられるようになりましたね。現状でも長井市役所は駅から500メートルくらいの場所なので、用務の上で鉄道をまったく利用不可能というわけではなかったのでしょうけれど、地方だと500メートルでも歩かないのですよね。

広い駐車場を確保するそうですし、あるいはパークアンドライド的な鉄道利用促進策もやってくれるのかもしれません。山形鉄道の本社事務所も入るそうですし、将来的には図書館や子育て支援センターも付近に整備する構想があるそうで、本格的なコンパクトシティ的発想なのでしょうか。これで市職員が鉄道で通勤もしてくれるといいのですけどね。通勤需要というのは、観光客に利用してもらうのよりよっぽど確実な輸送量を確保する手段ですし。

ここまでやるからには、山形鉄道も当面廃線などはないものと思いたいです。とはいえ陸別みたいに立派な駅舎を新築してそう時間が経たずに廃止になってしまった例もあるのですけど。

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