長崎トンネルボーリング貫通事故

昨日、長崎本線の長崎トンネルにおいて、トンネル上部で井戸の試掘作業をしていたボーリングが貫通して特急列車に接触する事故があったそうで、どうも使った地図が間違っていたのではないかという話になっているようです。掘削に使った地図ではトンネルから離れた場所だったはずが、JR九州の管理する地図だとトンネル直上だったのだそうで。国土地理院の地形図がトンネルの位置を誤って描いており、掘削作業に使った地図もそれに基づいているようだとのこと。

国土地理院の2万5000分の1地形図は、記事にもある通り、最大誤差は17.5メートルとして製作しますが、実際には地下構造物はいろいろ間違っていることが指摘されています。本来的には、トンネルが建設された際には管理者から図面を受け取って地図に反映するはずなのですが、古い時代にはいい加減だったのではないでしょうか。トンネルの両側の坑口から地図製作者が推測で描いてしまったところもあるのかもしれません。できれば、電子的に座標を記録したデータを交換して、できるだけ簡単に正確な地図を反映できるような仕組みを構築してほしいものです。

しかし、日本国内膨大に存在する人工構造物や自然地形を、しかも時間的に変化していく中で、正確に記録して地図に通し込んでいくというのは、とてつもない作業量であり、こんなことも起きてしまうのだろうなと思います。

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