台湾高速鉄道南側の延伸案

台湾高速鉄道の南側の延伸について検討されているそうで、ルートについて既存の2案に加えてさらに2案が追加されて4案が検討されているのだそうです。現状では高雄の少し北側の左営駅で止まっています。

1案の、左営より北側で分岐して屏東へ、というのはちょっと考えづらい案ですね。もちろん建設距離は短くなり費用は安いのでしょうけれど、分岐路線であるがゆえに左営への列車と屏東への列車をまったく別に設定しなければならず、鉄道の運行上は大変面倒なことになります。これが高速道路であれば、それぞれが自分の進路で運転していけばよいので、こういう案はありなのでしょうが。

2案は左営で折り返して屏東へ向かう、という案ですね。これもまた、高速鉄道でわざわざ途中駅での折り返しを入れるのか、という感があります。もちろん建設費の面ではやはり安く済むのでしょうけれど。また左営であれば、全列車が停車でしょうから、折り返しのために余計に停車が増えるという問題はなさそうです。

3案がデフォルトの形態の気がしますね。そのまま左営から伸ばして高雄駅を経由して屏東へ、というもので、左営よりも市街地により近い高雄駅に乗り入れもできます。もっとも高雄といえど市街地の中心部というわけではないのですし、市街地各所への移動に必要な地下鉄は高雄だけでなく左営にも通っているので、高雄駅周辺の人が便利になるのと、若干移動時間を短縮できる程度でしょうか。また地下線で建設しなければならないということなので、かなり高くつきそうです。

4案は、空港を経由して屏東も通らずに潮州へ行こうという案で、これは空港へ行けるのは魅力的なのですが、高雄の市街地縦断にそれなりに費用がかかりそうです。そもそもこのルートで高架鉄道を建設できるのでしょうか。

となると、やはり3案ではないかなという気がしますが、果たして台湾の人の選択やいかに。

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