スウェーデンのMaaS

スウェーデンのMaaSの取り組みについての記事が出ています。MaaS (Mobility as a Service)は、各種公共交通手段を統一したサービスとして提供することで利便性を高めること、と記事にある通りですね。

こういうのは日本は凄く苦手ですよね。いまだに事業者ごとの垣根が高いですし。そもそも、MaaS的なサービスを実現する以前に、統一したチケッティングがもっとできていて然るべきなのですが。結局、なまじ民間の事業として公共交通が成り立ってしまっていて、運賃決定権こそが経営自主権であるというところから、なかなか他社と統一した運賃システムを作ろうということにならないのですよね。

統一運賃制度が実現できれば、MaaS的な取り組みもやりやすいはずです。Googleマップの乗換案内は、駅から駅へではなく、地図上の地点から地点への検索ができ、その間を鉄道やバスを組み合わせて案内してくれます。そうやって出てくるサービスを、ボタン一つで予約・決済できるようにするのは、ほんのあと一歩に思われます。

日本でも取り組む動きはあるのですけど、果たしてどうなるでしょうか。

この記事へのコメント

たづ
2019年08月24日 16:24
確かに日本の交通機関の事業者間の垣根は高いのですが、一方で欧州の交通機関の場合利用することそのものに垣根が高い気がします。どちらがいいのか、は一概に決められない場合が多い気もします。
日本の場合、例えば都内で初乗りきっぷで乗車して熱海近辺まで乗車しても、精算口で差額を払えば不正でもなんでもありません。大多数の国ではそうではなく、いきなり不正乗車となり、多額の罰金を払うか裁判沙汰かという、およそ気軽に使える雰囲気ではありません。
不正乗車だったとしても日本の場合2倍の増運賃(3倍返しなんでしょう)で済みますが、欧州圏では不正乗車率が5%だからと20倍請求するところが多いようです。
異事業者間の運賃が統一されている代わり、そのエリアの内外での整合までは取っていないように見えます。
どちらに先に手を付けたか、が現状使い勝手に差を見せているのではないでしょうか。
Tamon
2019年08月25日 01:11
なるほど、そうとも捉えられますか。ヨーロッパの不正乗車時の罰金はかなり高額ですものね。