伯備線強化調査

鳥取・島根・岡山の3県が、伯備線の高速化・新幹線化を目指して調査をするそうです。正直、またですかという感があります。

過去にも、伯備線のどこに手を入れたらどれくらい短縮効果があって、どれくらい費用がかかるかということは調査しているはずなのですよね。大規模なトンネル掘削・新線付け替えの案を聞いたことがあります。しかしそれだけの費用を捻出できないということで終わったはずのことであって、いつまでも調査を繰り返しても何ら新しい対策は出てこないだろうと思います。過去の調査だって、費用対効果の良い案を見落としていたとは思えないのです。正直、ここを1か所改良すればかなり効果が、みたいなところはもうないのですよね。

1か所改良して30秒、みたいな水準であって、そこそこ目に見える短縮効果を出そうとするとあらゆる場所に手を入れなくてはならなくなります。複線化に合わせて大規模なトンネルで付け替えれば、多少は効果が出るでしょうけれど、それは費用もかなりのものになるわけで…。

新幹線も、未だ北陸新幹線の新大阪までの区間の予算をどうするかで決着していない中で、それに次ぐ路線について具体的に議論できる状態ではないと思います。予算の問題はおくとしても、正直中国横断新幹線はどうなんでしょうね。「やくも」の需要は山陰対岡山というより、新幹線に接続して他へ、というものが大半なので、仮に山陰新幹線を造れるならここは不要でしょうし、ここを造るなら山陰新幹線はなしでしょう。いや、山陰新幹線なんて言っても鬼が笑う、と言われればそれまでですが。対鳥取で智頭急行を強化し、対米子・松江・出雲市で伯備線を強化あるいは中国横断新幹線を造って終わり、ということなのでしょうか。

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